脱一貫性

火曜日はVoicy「風の声ラヂオ」の収録日だ。貸しビル。JR神田駅近くにある。1時間だけ借りて4本を収録。1本が10分なので一気にかつコンパクトにやり切るのさ。

相方、柴田とのコンビネーションがすべてだ。この点については自信がある。この自信が大事。待ち合わせ時間は12時15分。私はその1時間前に神田に到着。

西口にあるサンマルクカフェで一服する。なぜか? 本番の収録に対して備えるのさ。軽く簡単にシュミレーションをする。ひとりリハーサルみたいなものだ。

別に具体的なことはない心の準備。試合を前にして選手が自分の出番を待って控室にいる感覚だ。それが俺流のやり方だ。貸しビルは駅から歩いて5、6分のところにある。

ビルの2階。柴田は必ずミネラルウォーターを用意していてそれを私に渡す。喋ると喉が渇く。まず2本、収録。そして5分、休憩。4本のテーマはすべて柴田が考える。

それが彼の役割だ。一発目は一貫性は何か? イケダハヤト氏、イケハヤさんが一貫性がないことの意味と重要性について論じていたからだ。一貫性と整合性のなさと言ったらターザン山本の右に出る者はいない。

一貫性と整合性が大嫌いなのだ。好き嫌いの次元。嫌いなものは嫌い。一貫性にこだわる。整合性を保つ。そんな面倒臭いことはない。なぜそこであえて辻褄を合わせる必要があるんだよ。

人間は気分で生きている動物だぜ。生きものだぜ。俺なんか一貫性に固執したらたぶんノイローゼになるか鬱になる。もっと自由かついい加減でいいじゃないか。

昨日、言ったことと今日、言ったことが真逆、反対の意見だったとしてもそれはそれだぜ。どんどん気分が変わっていく。変化していく。それが感性なんだよ。

感性は止まってしまったら感性ではない。一貫性と感性はお互い相反するものだ。君は一貫性を取るの? それとも感性を取るの? どっちなの? 俺はもちろん後者だ。

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残りの3本も無事、終えた。火曜日から2日ごとにアップしていく。その中の一つはファンからの質問。初めてそれをやった。アントニオ猪木の風車の理論についてだ。

これはアドリブでやった。面白い。終わると北口にあるサンマルクカフェへ。そこである計画を提案。ネットで人生相談をやるか? 意気投合。やることに決定。

即、実行。これは楽しみだ。というわけで今日の“四字熟語”は脱一貫性。


ターザン大陸より)
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