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第75回春季千葉県高等学校野球大会小展望

(ヘッダー画像引用:しゅう様)

やあ、どうもしゅうです。
皆さまお久しぶりです。新学期・新生活いかがお過ごしでしょうか!
僕も3月は就活解禁等で忙しく、記事が出せませんでした。(やだ学年がバレちゃう)
さて、4月23日から第75回春季千葉県高等学校野球大会の組み合わせが発表されました。そして、皆さん待ちに待った「有観客」での開催となります!
有観客なのは19年秋以来、約2年半ぶりですね。

https://chbf.or.jp/wp-content/uploads/2022/04/%EF%BC%B2%EF%BC%94%E6%98%A5%E5%AD%A3%E7%9C%8C%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E7%B5%84%E5%90%88%E3%81%9B%EF%BC%88%E6%97%A5%E7%A8%8B%EF%BC%89.pdf

今回は組み合わせを見ながら、注目選手を挙げたりしながら簡単に展望していきます。最後まで読んでいただけるとありがたいです!!
(全ての高校の名前を挙げさせていただくことは難しいので、そこはご了承ください。)

秋の振り返り

 まずは秋の成績を簡単に振り返ってみましょう。

優勝:木更津総合
準優勝:拓大紅陵
ベスト4:八千代松陰、市原中央
ベスト8:市立船橋、千葉黎明、習志野、流経大柏
※木更津総合は関東大会ベスト4に進出し、センバツ出場

センバツでの木更津総合の激闘は今でも記憶に新しいと思います。
では早速、ブロックごとに見ていきましょう!

A(左上/習志野・流経大柏)ブロック

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いやあ、集まりましたね。笑
秋8強の習志野柏井成田北の勝者と対戦。経験豊富な古賀・鈴木・関の投手陣に、竹内・栗原・栗山をはじめとした野手陣。この充実した選手層がどこまでパワーアップしているか。
同じく秋8強の流経大柏銚子商千葉学芸の勝者という激アツな組み合わせに、この中から2校が夏をノーシードで迎えることとなります。戦力も拮抗してるはず、全く予想できません。。。
この3校の勝者と3回戦で当たるブロックには、東海大市原望洋幕張総合暁星国際とこれも激戦。個人的に今年の望洋には注目しており、秋は3回戦で木更津総合に不覚を取ったものの、三山・茂野の安定した投手陣に、昨夏8強の千葉明徳日大習志野に対し、共にコールドで破った打線は県内随一と見てます。秋に出来なかった好投手攻略が、抜け出すカギとなりそう。

昨春・夏と甲子園に連続出場した専修大松戸は1回戦からの登場。大森、横山、加藤と野手陣は安定しているので、鈴木をはじめとする投手陣がどこまで底上げされているか。一つ勝つと地区予選で日体大柏を破った柏南との対戦と、これまた楽しみな組み合わせになりました。

シードだろうと、1回戦からだろうとどこが勝ち上がるか全く予想できないブロックになりました。これから楽しみです!

B(左下/木更津総合・八千代松陰)ブロック

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センバツ帰りの木更津総合東葛飾松戸馬橋の勝者と対戦。同校の傾向的に、恐らくエース越井の登板機会はほぼ無いと見ていいと思うので、金綱以降の投手陣から突出した存在が出てくるかどうか。また、センバツでは見られなかった野手陣の積極的で爆発的な攻撃にも注目です。
志学館中央学院は昨春と同一カードであり、この時は14-1で中央学院がコールド勝ち。中央学院は秋はコロナ騒動があり予選敗退となっているが、毎年のように見ることが出来る強力打線がどこまで仕上がっているか。また、このカードの勝者が秋4強の八千代松陰と対戦。近年安定して8強以上に進出してきている強豪相手に、この2校がどのような戦いを見せるか。


また、昨秋に専修大松戸を破った四街道芝浦工大柏との対戦。我孫子日大習志野東京学館船橋が集まった好ブロックも要注目です。

C(右上/拓大紅陵・市原中央)ブロック

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このブロックは個人的に最注目かつアツいブロックとなっております。
秋準優勝の拓大紅陵はエースの小堺心温が中心。昨秋は県大会33イニングで与四球がなんと0と、抜群の制球力とゲームメイク力が持ち味。小堺に続く投手陣の層がそこまで厚くなっているか。打線はチーム内OPSトップ3の菰田、中村、瓦林が中心。この3人でどれだけ多くの得点が稼げるかがカギでしょう。
秋初めて4強に進出した市原中央はプロ注目の右アンダーハンドの松平快聖が投打の中心。打ってはチーム内首位打者で、投げては28イニングを投げ奪三振が28、1イニングにどれだけ走者を出すかという割合で算出されるWHIPは0.75と県内トップクラスの数字。打線も主なスタメン9人中6人が3割以上の数字を残しており、この安定した打線に破壊力が加わっているとさらに面白い。
この市原中央が待つブロックの1回戦は成田東海大浦安という、個人的に一番アツいカードになってます。笑
成田は昨秋は八千代松陰に対し惜敗したものの、粘り強い攻撃は健在。1年生時から公式戦を経験している檜村・高橋の投打のキーマンが春はどこまで活躍できるか。東海大浦安は金・中島・川口・岡の投手陣の完成度は県内屈指。昨秋は市立船橋相手に惜敗したものの紙一重の戦いを見せました。打線が底上げされていれば、一気にこのブロックを抜け出してくる可能性もあります。また、このカードはリニューアルされた千葉県総合SC野球場のこけら落としとなる試合でもあるので、そこも激アツポイントです!
この3チームは今年推している3チームですごい複雑なのですが、しっかり見届けようと思います。
また、西武台千葉市銚子千葉商業のブロックも激戦ブロック。特に市銚子は昨秋の予選で西武台千葉と柏南を、先日は多古を破って県大会に進出するなど、実力校をことごとく破ってきた注目チーム。どこが勝ち上がってくるか読めません。。

D(右下/市船橋・千葉黎明)ブロック

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このブロックも好カードが集まりました。
昨秋に最も木更津総合を苦しめたであろう市船橋はプロ注目の捕手・片野優羽が中心。昨秋は東海大浦安戦での二発を含むホームラン三発を記録。久々の大観衆の前で一発が出るのか注目です。
秋8強の千葉黎明の伊東賢生は昨夏千葉学芸相手に6回2失点の力投。秋の市銚子戦では19奪三振を記録したプロ注目右腕。春にかけてどこまでスケールアップしているか是非皆さんの目で見ていただきたい選手の一人です。
市船橋が待つブロックの1回戦は千葉明徳検見川の第1地区同士の好カード。特に千葉明徳には昨年12月にイチロー氏が訪れたことも話題になっており、先日の予選では敬愛学園を相手に終盤に逆転勝ちと最も勢いに乗っているチームでしょう。これまでのスピード感あふれるプレースタイルに、イチロー氏から享受した「エッセンス」がどこまで加わっているか注目です。

また、予選で我孫子東を破った八千代と、東葉・船橋芝山を破って勝ち上がってきた船橋東の対戦も要注目。千葉敬愛東京学館茂原北陵のブロックも激戦で、3校中2校が夏はノーシードとなるので、脅威になってくるはずです。

終わりに

久々の有観客ということで、たくさんのファンの方々が球場に足を運ぶと思われます。私もそうですが、観戦マナーには注意しましょう。野次や試合に関係ない大声などは言語道断です。マナーを守って選手たちのプレーを見届けてあげてください。
また、今回使用される千葉県総合SC野球場と浦安市運動公園野球場には、それぞれ球場の外から試合が観れるスペースが存在します。個人的なお願いではありますが、そこからではなくお金を払って、「スタンド」で観戦しましょう(このnoteを見ていただいてる方ならそんなことはしないと信じています笑)。
個人的にまだまだ名前を挙げてフォーカスしたい選手は数多くいますが、今大会は是非皆さまの目で多くの好投手、好打者、好プレーを見つけてみてはいかがでしょうか!私も久しぶりに千葉の高校野球を生で観られるので楽しみにしてます!!それでは今回はここら辺で。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

(各動画使用元:高校野球ドットコム様 https://www.youtube.com/channel/UCzFQwY5M3TUjA6S5eiAa5aQ)


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