ママ女医の立ち位置
多種多様のママ女医のスタンス
永遠のテーマ「ママ女医」
(と私は勝手に思っている)
・バリバリ働くママ女医
・子どもを中心に、生活の一部で少し勤務するママ女医
・子ども優先、時々単発バイトで勤務するママ女医
色々なスタンスでみなさん仕事をこなされているかと思います。
「ママ女医」って批判的にみる先生ももちろんいる(私の医局もそれ)。
でもさ、自分の意思で働き方を決めているんだがら、
それにつべこべ言わなくても良くない?と思う。
だって、「犠牲にしている何か」が誰しもあるから。
まあ、外野から色々言われるのは、仕事の性質上、
他者にも影響が出るからであろう。
医局所属している先輩ママ女医を見て
私の所属している医局には、スタンスの違う先輩女医ママがいる。
「やりたいこと(分野)があるから、その関係は自分も積極的に関与する。」
「総会でも症例検討して積極的に発表する!」のAパターンと、
「特にやりたい分野もないし、指示されたことはもちろんこなす」
「ただ学会発表とかキャリアをどんどん進めたいという意欲はない」というBパターン。
「医局」というくくりの中で、
こういったスタンスが違う女医さんがいるとその人たち同士で比べられて、
「A先生はこんなにやっているのに、
何でB先生は何もやってないんだろうね?」
とか
「B先生は暇そう」とかいう言葉がちらほら耳に入る。
仕事量が少ない先生の方が非難の標的になる…気がする、のはつらい。
「暇そう」に関しては、
子持ちでない男性医師や女性医師にとって
「隣の芝生は青く見える」だよなあと感じるけれど。
ちなみに病棟をやりたくても、
「帰宅時間が過ぎたら帰らないといけないから」
という理由で外されていることもある(私、これ)。
ママ女医に当てられる仕事
うちの医局は、これがあまり定まっていない。
ママ女医が過去から多い医局なら
仕事内容など過去のデータがある訳だけれど、
私の医局はそれがあまりなく、
ぶっちゃけ女医含めた上司にも理解ある人があまりいない。
(ほとんどが独身か、妻に育児まかせっきりの古風タイプ笑)
私のこれからの仕事は、基本は自分で模索していかなければならない。
聞き集めた話だと、病棟外来以外では
・専門医試験の勉強
・学生への講義
・急な休診のフォローなどなどがあるよう。
今の私の立ち位置と考え
私自身、今後医局内でどうふるまっていけば良いのかは迷走中。
色々相談した先で一番納得した意見は、
・最も優先したい事は何なのか(家庭か、臨床か、研究か、お金か)
を考えること。
本当そうだ、と思った。
「何かに重きを置いてそれを1番にしたら、その他は100%では出来ない。」
じゃあ私はどうか、というと現時点では
子供>お金>仕事>キャリア>>>>>>研究
だった。
ただ、今後の自分の仕事の為にも
大学院生活ですっ飛んだ最低限の臨床知識は復活させないといけないという点はしっかり計画を立てないといけない。
これから先のこと
在宅でできる仕事があるなら医業でなくても少し興味ある。
(何か考えている訳ではなけれど)
ただ、
・忘れ去られた臨床能力の回復
・産業医としてのスキルの定着
・クリニックなど定期的な非常勤勤務が出来るスキル
は最低限身に着けることを目標にしつつ、
子どもとの生活を大切にしながら、
将来を模索していきたい。
ここまで読んでいただき有難うございました。
*たるたる*
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