#14 オーディション
さて、沖田が死んだなんて冗談はさておき
台本は、書き直しつつ、撮影の準備はしていかなくてはいけない。ここから、主に、キャスティングとスタッフィングをしていくことになる。誰が出て、誰と映画を作るのか。まず、何はなくとも主役である。主人公の美波は、オーディションという形をとった。いろいろな可能性の中から、美波を選びたかった。来てくれる女優さんと直接、話をして、それで決めることができるなら、それが一番だと思ったのだ。
ただこちらも、のべつまくなしに集めるのではない。出演した作品を