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コミュニケーションの基本姿勢

・はじめに

 コミュニケーションにはバーバルコミュニケーションとノンバーバルコミュニケーションの2種類の方法があります。

・バーバルコミュニケーション

 言葉や文字を使って自分の意志や考え、感情などの情報を伝えること。一般的にコミュケーションとはこのバーバルコミュニケーションのことを言います。

・ノンバーバルコミュニケーション

 言葉や文字だけに頼らず、態度・表情・目の動き・声色・動作など言葉以外のコミュニケーションのことを言います。
 相手の感性に大きく影響を与えるという特徴があります。

・ノンバーバルコミュニケーションの重要性

 コミュニケーションは言葉だけの情報だけでなく、「聴覚の情報」「資格の情報」など非言語の情報が重要だと言われています。これを「メラビアンの法則」といいます。
 メラビアンの法則では言語、聴覚、視覚の影響度合いを「言語7%」「聴覚38%」「視覚55%」としています。

グラフ

・ノンバーバルコミュニケーションの種類

 ①パーソナル・スペース
  座る角度、適切な距離、視線の高さ
 ②セルフプレゼンテーション
  髪型、衣服、アクセサリー、持ち物・化粧・香水
 ③ボディ・ランゲージ
  表情・態度・アイコンタクト・身振り手振りなどのジェスチャー
 ④バラ・ランゲージ
  声の大きさや高低・調子、話すスピード(周辺言語や言語外言語と呼ばれます)

・マネージャーに求められるコミュニケーション能力

 人は誰でも、自分を認めてほしいという承認欲求を持っています。信頼していることが相手に伝われば、相手も信頼してくれることを期待できます。
 初対面の相手にたいしては、あらかじめ公開されているプロフィールなどの情報から、立場や専門分野、業務範囲などを知っておくことで、相手への信頼感を示すことができたり、相手の信頼を獲得することに繋がります。

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