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2022年1-3月アニメ感想

2022年1-3月期に見たテレビアニメの感想です。
ラインナップは以下のとおり。

最終回になったアニメ(来期予告ありの作品含む)

・プラチナエンド
・幼女戦記
・鬼滅の刃 遊郭編
・王様ランキング 2期
・錆食いビスコ
・ルパン三世 パート6
・まちカドまぞく
・ハコヅメ
・オンエアできない!
・ヴァニタスの手記(カルテ)
・進撃の巨人 The Final Season
・東京24区
・平家物語
・時光代理人 ーLINK CLKICKー

現在進行形のアニメ

・舞妓さんちのまかないさん
・ワンピース ワの国編
・SHAMAN KING

最終回になったアニメ(来期予告ありの作品含む)



プラチナエエンド


長くなったので、別記事にしました。興味がある方はこちらをどうそ。

幼女戦記

 私が初めて「幼女戦記」を観たのは、2019年2月の劇場版「幼女戦記」だった。たまたま「コードギアス 復活のルルーシュ」を観に行こうと映画館に行ったら、「幼女戦記」のポスターが目に飛び込んできた。
 惹かれた。時間も「コードギアス」と重ならなかったので、急遽視聴することにした。
 そして、その面白さに魅了された。
 もともとは2017年にTVシリーズが放送されている。
 今回はその再放送だが、私はその当時この作品を知らなかったので、今回の再放送で初視聴になった。
 で、12話でやっと気づいたんだけど……。
 あの世界の地図、リアルのヨーロッパあたりの地図とそっくり同じなんですね。
 歌の一部にドイツ語が入ってくるのも、なるほどという感じ。
 もうなんと言うか、細かい説明とかなしに、ただただアニメ続編を期待します。

鬼滅の刃 遊郭編

 絵の迫力がすさまじかったのが印象です。
 毎回毎回ピンチの連続だったし。
 前半の方は、下手くそな女装をさせられたかまぼこ隊3人が可愛かった。
 今回は、かまぼこ隊の上司の柱、宇随天元氏が死ななくて良かった。
 そして、目的が達成できたので引退というのも、潔い。
 そもそもこの人たち、(宇随天元&嫁ズ)戦闘員としてははじめから完成していたので、忍者の里から亡命に近い鬼殺隊入隊らしかったですもんね。
 次の「刀鍛冶の里編」も楽しみです。

王様ランキング 2期

 いままで敵だった相手とも、大きな愛で和解し、ボッチはまた旅立つ。
 カゲとの関係を再認識もした。
 王子が二人いると、王位継承の骨肉の争いになりがちだけど、うまくまとめたなと思いました。
 「王様」の「ランキング」の話は、最終話の前の回で伏線として少し出てたので、3期がいずれあることを期待します。
 漫画の方は、12巻まで出ています。
 12巻、今ちょっと試し読みしてきましたが、アニメはほぼ12巻まで追いついているので、第3期を制作するにしても、もう少し時間はかかりそうですね。首を長くして待っています。

錆食いビスコ

なんかこう、痛快でございました。
お尋ね者とか、嫌われ者だったはずのビスコが、気が付けば超人になり、パうー・ミロ姉弟からはモテまくるというハッピーなことに。
そして、原作通り、また旅に出るところでテレビクール終了。
最終回の特別ED曲もまた、良かったです。
第二期制作とか、映画製作などの予告は無かったけど、これは間違いなく二期制作して良いポテンシャルだと思います。
という訳で、いつか来るかもしれない二期に期待。

ルパン三世 パート6

老舗。大野雄二氏の名曲は未だ衰えず。
今回は、前半がワトソンの娘とホームズ関連、後半がルパンの出生と彼を一流の泥棒に仕込んだ「先生」の謎解きがメインストリームでした。
今回の峰不二子はおっとりした感じでしたね。
ヨーロッパの古い町並みが合っていた気がします。

まちカドまぞく

本来敵対する筈の魔族と魔法少女。
一応シャミコちゃんは、ご先祖様の指導に基づき、悪役魔族らしいセリフを一生懸命言ったりするんだけど、格闘系魔法少女モモは、なんとなくシャミコを鍛えて一緒に格闘を楽しみたい雰囲気まんまんで、副産物として「友情」や「絆」が生まれるという、ハートフルなアニメでなぜか癒されました。

ハコヅメ

 公務員の気持ちを代弁してくれる、貴重なアニメでした。(笑)
 そして、ラストエピソードが、女子中学生連続レイプ事件の犯人追及という、女性の人権をテーマにした大捕り物になっていたのも、好感が持てました。
 しかも、話が重くなく、コミカルなのも楽しんで見られた要因です。

オンエアできない!

ADのまふねこさんという女性が主人公。
新人だから、色々なミスをやらかしては叱られたり、ヒヤヒヤしたりしながらも、耐えて働いている、その姿に笑いながらも現場で頑張る女性の姿を見ました。
後に、テレビの番組構成を企画する仕事に昇格したようで、なんかめでたい終わりだなとおもって下の方のコピーライトの名前を見たら「まふゆ〇〇」って名前があって、これ、本人の実話を元にしたやつ!?ってなりました。
がんばれ、ADのお嬢様方。
楽しませてもらいました。

ヴァニタスの手記(カルテ)2期

終わってしまった。
いや、むしろこれからが正念場のような気がする。
分かり合えたふたり。
はじめて、この物語冒頭の「僕が彼を、殺すまでの物語」というタイトルの意味が理解できた最終回。
これで、終わるんじゃないだろ?
と、思うのですが、アニメ最終話には映画化も第三期制作中のテロップも無し。
これで打ち切りなのか……と思うと残念です。
また、心の中の「続きをやって欲しいアニメリスト」が増えました。
宝石の国、続きやってくれないかなぁ……(ボソリ)

進撃の巨人 The Final Season

まさかの、続シーズンあり!
ここで終わるものと思っていました。
でも、変に話を巻いて終わらせない、その姿勢に感謝します。
良かった。痛いけど、もう少しこの痛みを楽しめる……。
(なんだこのどM↑)
今シーズンの最終回。無邪気にアイスをむさぼり食ったり、鉄の馬を走って追いかけてニンジンを買ってしまうサシャたちにほっこりしました。
回想シーンとは言えども、そんな姿が見られて良かった。
続編は来年との予告。楽しみにしています。

東京24区

制作がニトロプラス、ということで期待していました。
設定自体はけっこう使いまわされた材料(都市制御を人間の脳が行う)でしたが、破綻することなくGOODエンドになったので良かったかなと。
一抹の寂しさもありますが、彼女はきっと、RGBやみんなの心の中に生きてるよ。
結構万人受けする、いいエンドになったのかなーと思います。
ニトロプラス、男性主人公の紙の色、青が好きなのかな、とちょっと思ってみたり。(ニトキラに案外多い感がある)
クレジットに虚淵氏が入ってなかった割には、良いまとまりになっていたと思います。
強いて言えば、グリーンの髪の人の特異能力がいまひとつ分かりづらかったかな。
日本人、都会も好きだけどこういう下町感も好きだよね。
私も好きです。

平家物語

ゼロ回の脚本等のスタッフの裏話から見てたんですが、原作は各章ごとに違うタイプの琵琶法師の語りになっていたけど、1つのアニメでやると混乱しそうなので、あえて琵琶法師は1人の「未来が見えてしまう少女」に絞って構成し直した、とのこと。
辛いけど、トレードオフ(何かを得れば、何かを失う)がちゃんとしている作品が好きな私には、特異能力を持った少女が、平家の最後と同時に視力を失い、平家の栄枯盛衰の物語だけが、彼女の「世界が見えた時代の物語」となり、従来からの盲目の人が生業としてやってきた「琵琶法師」に収斂されていくくだりは、秀逸だと思いました。
よくここまで構成できたと思います。


時光代理人 ーLINK CLKICKー

あれ?何か終わった感がしないなーと、あちこち検索し直して見たら、終わってなかったですね。
というより、新たなる脅威の出現で1期が幕を閉じる。
第2期をお楽しみに、でした。
私事ですが、私1989年の2月に、2週間ほど上海にいたことがありまして。
その頃、NHKの「中国語講座」を見てたんですが、テキストの巻末に「春休み上海短期留学」のご案内がありまして。
その頃、大学生で、それまでのバイト代でなんとかまかなえる金額だったので、行きました。
あの頃は、年配の方だとまだ人民服を着ている人もチラホラいて、女の子はみんな長髪を後ろをシュシュで留めていてスッピンで。
街も、一応舗装はされてたけどどこか埃っぽく、宿舎の部屋に一応置いてあったびんせんの紙は透けるように薄く、お店は昭和30年代頃のような、産まれる前か生まれた直後あたりの洋品店やデパートみたいな感じでした。
紙が高価だからなのか、現地の人に道を尋ねると、手にボールペンで漢字を書いて教えてくれました。
あの頃から中国に行ってないので、生の映像以上に、今の若者の服装や持ち物などがもう先進国と変わらなくなっていることを、作品の登場人物たちを見て観察できたのが、何となく収穫でした。
しかし、舞台となる写真館の古い様子や、エピソードの中に出てくる人々が、カンフーの修行をしていたり、山村にはまだ若者がけっこう多くて、災害と隣り合わせだったりと、そのあたりは昔の日本のようでもあり、現在進行形で最先端の文明と、取り残された農村部との格差も激しいのだろうとも思わされました。
写真は「過去」のものとは言え、依頼者の親世代あたりまでな訳で、そう考えてもやっぱり田舎はまだかなり都会から取り残されているんだなあと、作品から感じ取ることができました。
他の国で制作されたアニメや映画を見ていると、そういう、その国の背景が透けて見えるのが面白いです。
作品自体、謎が謎を呼ぶ感じで魅了されるストーリーなので、2期が楽しみです。

現在進行形のアニメ

今も続いているアニメについては、感想をさっくりと。

・舞妓さんちのまかないさん


流石NHKというか。
日本で生き残った、特徴的な風俗でもある「舞妓・芸妓」文化と、現在の日本人が好む家庭料理の両方を紹介しているアニメ。
日本のアニメを海外の人が良く見るようになった訳ですが、食文化の地域差や料理の名前の由来なども軽く紹介されていて、日本文化を知っていただくのにも良い作品だなあと思って見ています。

・ワンピース ワの国編


思ったよりも長いエピソードになっているなあと感じます。
四皇のうち2人が手を組んじゃって、なかなか大変そうですが、ピンチの時ほど成長する彼らなので、期待して見て行きます。

・SHAMAN KING


こちらは、単行本の最終巻が35巻で、2021年10月15日に刊行されたので、今度はそこまで走り続けるのかなと思いつつ見ています。
漫画は、途中まで(Xロウズがふんばり温泉でご飯食べてるあたりまで)は見ていたので、続きが見られて楽しいです。今後も展開を楽しみにしています。


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