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先っぽに根が出た。[カランコエ][水耕栽培]

昨年、面白がってカランコエの選定後の枝をいくつか、水耕栽培していた。
やがて、水耕栽培のカランコエの根は大きくなり、最終的にはワインなどのびんに入れて、玄関先に置いておいた。
冬。だんだん全く変化がなくなり、先が細り、春近くなった3月には、寒さで葉が黄変してきていた。
これはやばいと思って、部屋に移動させた。
そしたら、葉の大部分がポロリポロリと落ちてしまった。
タイトル写真の苗は、先端から1センチから2センチくらいのところが茶に変色した。
その頃から、先端の葉の1センチ下、茶変した部分の一番上あたりに、何やら白い根っこのようなものが現れた。
そして、茶色い茎の部分は日を追うごとに、だらりと下に垂れていった。

私には、先端部分が「助けてくれ。俺はもう根っこを出した。このままでは枯れてしまう。根っこの下を切り取って、土に挿してくれ。そうすれば生き延びられるから。頼む。手伝ってくれ!俺はまだ生きたい!」
そう、訴えかけられているように見えて、仕方が無かった。

今日は連休の祝日。
昨日のうちに家計簿もつけたし、他の葉っぱちゃんにも水をやったし、花柄摘みのnoteも書き終えたし。
よし、やっと気になってた君の救出にあたるか。

という訳で、救出グッズ登場。ポリポッドと弁当のおかずカップ、サボテン用土にペットボトルにつける水差し。

根っこが出ている部分の下をチョキン。
茶色い部分もチョキン。
そしたら、小さい葉っぱも1枚切ってしまった。
まあいいや。一緒にポットに入れよう。

茎自体が細くてヒョロヒョロなので、茎を土に挿すことはできない。
なので、試行錯誤しながら、葉を片手で持って中に浮かせて、もう一方の手で土を入れていく。そんなこんなでなんとか埋めた。

使ったグッズたち。
そして水やり。上から水をかけると、どんなにそっとかけても土が泥跳ねしてしまう。途中からカップに水を入れて土に吸い込ませる方式に変更。
そんなこんなで、水は通った。

チョキンとされた後の株。
わざわざ既存の葉の間から、新しい葉が90度直角に生えてきている。

お隣の株も、既存の葉の付け根から、今年の新しい葉が生えてきている。
やっぱこれも、いずれは挿し木かな。置き場所に困るから、昨年の挿し木を外に植えられる気温までできるだけ水耕栽培状態で引っ張っておきたいけど、どうなるか。

水やりを終えた根っこ君と、ついでに切れちゃった葉っぱちゃん。
とりあえず、窓辺に置く。これからどう生長するのかな。

だんだん気温も上がってきたので、花の終わりかけているカランコエの挿し木株から先に、二階の廊下の窓辺に置いて、「部屋の外」の気温に慣らしている。
ここに慣れたら、次は玄関先に慣らす。その次は、昼間だけ外に置く。そうやって徐々に露地に慣らしていく予定。

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