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2022年8月の記事一覧

体系的「場」つくり理論シリーズ.  その23クリエイティブ・コミュニケーションを創造力に変換してゆく「場」つくり手法-組織ナレッジと「記憶」の活用法-

体系的「場」つくり理論シリーズ. その23クリエイティブ・コミュニケーションを創造力に変換してゆく「場」つくり手法-組織ナレッジと「記憶」の活用法-

「組織」とは、合目的的な「人間集団」です。多くの付加価値創造は人間の「頭脳」から生み出されてきます。

人が集まり、人が持つ知恵と力を合わせて価値を生み出してゆく過程と経験が「組織」に『記憶』と『価値創造力』を蓄積させてゆきます。
「組織」は過去の経験から学習しますが、学習のスピードには組織風土・文化や産業、業種、官民等で違いがあります。
「組織」も人と同様に、経験を蓄積するほど作業効率や生産性が

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ESG を知ろう! 

ESG を知ろう! 

ESG を知ることにより、大企業のソーシャルインパクト投資機会を誘発することができるかもしれません!

資金調達に苦労しているソーシャルアクティビストの方々、ESG に注目です😃

上場企業の経営陣にとっては株価の上昇(企業価値向上)が至上命題です。
機関投資家の投資対象銘柄とならない企業には投資が回りません。
ESG のスコアリング要素とは何かを深く理解することがヒントとなります。

知的エンタテイメントの時空間

知的エンタテイメントの時空間

日本文化研究の第一人者で「編集工学」の創始者松岡正剛氏が館長である『角川武蔵野ミュージアム』のライブラリーに身を置いてみると、不思議な時空に誘われます。

「場」の演出要素である「知のエンタテイメント」が盛りだくさん!

想像する。連想する。空想する。

感じる。楽しむ。考える。

まさにわくわく時空間です。
皆さんもこの空間に浸ってみてください😃

https://kadcul.com/mus

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暗号資産と市場原理

暗号資産と市場原理

金融取引に「Arbitrage 」という概念があります。裁定取引と訳されていますが、株式・為替・金利・商品等の市場間、現物・先物の価格差で利益を得る取引です。
仮想通貨を絡めた一種の「Arbitrage 」の対象が排出権に向かっている報道です。

金融業界では「投資家」「投機家」「投資銀行家(インベントメントバンカー)」などの『お金を増やすプロ』が存在しています。
私が外資系証券で仕事していた時期

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人生を「成幸」に導く『人脈力』『人脈』は「作る」のではなく「築く」もの!

人生を「成幸」に導く『人脈力』『人脈』は「作る」のではなく「築く」もの!

「人脈価値」について考えてみました。

時々、「岡田さんの人脈はすごいですね」なるお言葉をいただく事があります。
私自身、「すごい」などとは思ってないのですが、人生の中での「出会い」を「ご縁」と感謝し、積み上げていた結果、ある意味「信頼の絆」を多くの方々と繋がせていただいた結果が「人脈」として、今大きな価値を生み出す源泉となっているように感じます。

「人脈」と言う言葉は、山脈とか鉱脈といった、も

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体系的「場」つくり理論シリーズ その19「ホラクラシー」組織でDAOの「場」つくり! 

体系的「場」つくり理論シリーズ その19「ホラクラシー」組織でDAOの「場」つくり! 

リカルドセムラーの「奇跡の経営」の実践的組織「ホラクラシー」の組織は「ヒエラルキー」組織とは対極のフラット型組織です。
Web3で話題となっているDAOとの親和性のあるコンセプトてす。
「ホラクラシー」とDAOを考察してみます。

ホラクラシー
〈日本の人事部〉のサイトから引用
https://jinjibu.jp/smp/keyword/index.php?act=detl&id=725

社長

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体系的「場」つくり理論シリーズ その17『The Best Place to Work』とは!

体系的「場」つくり理論シリーズ その17『The Best Place to Work』とは!

米国の社会心理学者である
Ron Friedman,PhDの著書:
The Best Place to Work
The Art and Science of Creating an Extraordinary Workplace
日本語の題名は、
「最高の仕事ができる幸せな職場」

この本は、これからの日本企業をより元気に、そしてイノベーティブな組織に変革してゆく「場」つくりに大切な視点を示唆

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体系的「場」つくりの理論シリーズ その16メディアを活用した「情報空間」の 設計思想

体系的「場」つくりの理論シリーズ その16メディアを活用した「情報空間」の 設計思想

知識創造力の源である「知識力」や「アイデア力」は、コミュニケーション力に裏打ちされた情報力に経験値を乗じてそのキャパシティが決まります。

総務FM部門は、ナレッジワーカーの知識創造力向上を触発させるべく、「場」に於いてシームレスな情報・知識・知恵・知心を盛り上げてゆくコミュニケーション空間創りを工夫しなくてはなりません。

重要なポイントの一つは、溢れかえる(というより情報洪水といった感覚ですが

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体系的「場」つくり理論シリーズ その14心的イメージを覚醒させる刺激特性

体系的「場」つくり理論シリーズ その14心的イメージを覚醒させる刺激特性

「場」の設計と構築にあたり、働く人たちの「働き心地」を良くする心理的な要素の一つである「快感」に関する「覚醒ポテンシャル理論」を応用した「場つくりを紹介します。

この理論は、「人間は単純過ぎるものには快感を感じないが、複雑すぎるものには不快感を感じ、その中間に快感を最大にする覚醒ポテンシャルが存在する」というものです。
そして、快感を高める変数として、
「複雑性」
「新奇性」
「不明瞭性」
「曖

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未来型「ヒューマン・コミュニティオフィス」の設計思想とソーシャル・ハピネス共創に向けて

未来型「ヒューマン・コミュニティオフィス」の設計思想とソーシャル・ハピネス共創に向けて

以前「オフィス学会」に寄稿した論文です。
体系的「場」つくり理論シリーズのベースにある私の「場)つくり哲学でもあります。

ちょっと読むのには勇気のいるボリュームなので
お盆休みにのんびりとお読みください^_^

【未来型「ヒューマン・コミュニティオフィス」の設計思想とソーシャル・ハピネス共創に向けて】

はじめに

新型コロナウイルスが人類に「試練」を与え続け ている。この「試練」は私たちに、

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体系的「場」つくり理論シリーズ その12「欲しい」「やってみたい」の心理を誘発させる『ゲーミフィケーション』手法!

体系的「場」つくり理論シリーズ その12「欲しい」「やってみたい」の心理を誘発させる『ゲーミフィケーション』手法!

皆さんは、「ゲーミフィケーション」という言葉を聞かれたことありますか。

『ゲーム』というのは、「デジタルゲーム」だけを意味するものではありません。
ボードゲーム、トランプゲーム、囲碁、将棋、チェスなど知的ゲームや、野球、サッカー、ラグビー、ゴルフ…etc スポーツもゲームです

本来の意味は、『ゲームは、勝負、または勝敗を決めること。守るべきルールがあり、環境または他人との相互作用を元に行なわ

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人は「資本」との今更の意識⁈

人は「資本」との今更の意識⁈

今更の話ですが、社会意識が「人と場」に真剣に向き合う時代になりつつあります。

「人」は資本といいながらも、「コスト化」している人材もいる現実の中で、意識のある大人経営者やリーダーたちは、経験が少ないかもしれませんが、社会改革・改善意識に熱心で意欲に溢れる若手の社会挑戦への道筋や、組織内登用の機会を創ることが重要です。

また、「人への投資」の意味を、従業員に対する業務に係るリスキリング教育・研修

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体系的「場」つくり理論シリーズ その11未来型ウェルビーング 経営

「ニューロマーケティング」から『ニューロマネジメント』へ!
『脳科学』の時代が始まります。
「行動経済学」は市場の需給メカニズムだけではなく、「人間心理」のメカニズムに切り込んだ「経済」を予測します。 

「人間心理」をコントロールしているのは脳機能です。『頭(脳)と心』と区別して使われる事もありますが、人間を生態的視点で見れば、「脳」のメカニズムを知る事が「心」を知り、人間の「行動予測」「購買予

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体系的「場」つくり理論シリーズ その9 未来社会「場」の在り方SDGsを見据えた「幸せ」の演出術!

体系的「場」つくり理論シリーズ その9 未来社会「場」の在り方SDGsを見据えた「幸せ」の演出術!

私が考える「場」創りとは、組織や社会集団を構成する人間の「本能」と「心」のマネジメントを通し、社会価値の創造をファシリテートしてゆく取組です。

目的は、社会で活動する全ての人々が、自分なりの「幸せ」を実感できる豊かで平和な社会創造です。

そして、目標として掲げているのは、SDGs!
〈SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年~2030年の1

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