週末の記録

なんだか気持ちがざわざわと落ち着かない月曜日。
深呼吸してゆったりした気持ちで過ごそう。
周りがどんなに騒がしくても私は自分の帰る場所を知っているの大丈夫!
これから起きることをワクワクした気持ちで受け止めよう!
私はいつも今を生きています。

私は本を年に150冊ほど読みます。
ほとんどは地元の図書館から借りてきます。
図書館で借りてどうしても手元に置いておきたいものだけを買うので
家にはあまり本がないし本屋さんにもあまり行きません。

私は大学を卒業してからしばらくは図書館司書として働いていました。
あ!このnoteのニックネームは最初に働いた司書の委託会社に関連付けたものだった・・・。
分かる人いますかね?
一番長く働いていたのは都内の私立大学図書館でした。

何故、図書館で働くことになったかというと大学で「図書館司書」という資格を取ったから。です。単純に 笑

司書っていうお仕事があるのですって

高校生の頃、大学を選ぶ時に何を基準に選んでいいのかわからなかったワタクシ。

まず何故、進学をしたかというと、進学しないという選択肢がなかったから 笑
何か勉強したいものがあるわけではなく、周りも行くから私も行く。
数学的なものは小学校であきらめたから 笑
文系で・・・とりあえず東京の英文科にでもしておくか!
という、ひっじょーに頭の悪い(偏差値的にも!)決め方・・・。
特に私のような私立文系の平均的な(?)偏差値の
特に受験は頑張らず入れるところでいいや派は、受験案内を見ても
どこも楽しそう・・・。
親から言われたのは「男の子のいる大学はダメ」ということのみ。

そんな迷える(?)高校生だった私に古典の先生が良いアイデアをくれました。
何の資格が取得できるかを見て選ぶのもありだよ。と。
それまで資格を取るなんてことは人生の中に組み込まれていなかった私。
(どんだけぼーっと生きてんだ!!)
資格かー。教職は私はムリとしてほかに文系だと何がありますか?
と問えば
先生は先生になっていなかったら「図書館司書」として働きたかった
というのです。
なるなる。
中学・高校はほとんど読書をしなかったけど(もったいない!)
そういえば小学校頃に唯一、全校生徒の前で表彰されるのは
「学年別年間読書数突破1位おめでとう」だったな。(マジで地味)
と好きな人と自分の共通点を無理やり結びつける初恋ギャルのように
急に自分と図書館、自分と本というのを結び付けはじめたのです。(単純)
「これや!」
ということで無事、資格取得と相成りました。

この古典の先生は母の学校の先輩で、あの年代の女性には珍しく独身の方で、私が先生の後輩の娘だということで、気にかけてくださっていたのか
車で送ってもらったりしたこともありましたっけ。洋子先生お元気ですか?
退職されてからご著書を出版されたとお聞きしましたが不勉強にて
未だ触れておりません。すみませ~ん。てへへ。

そんな私に週末はとてもエキサイティングなことがありました。
このコロナ禍で厳戒態勢が敷かれているのであまり大きな声では言えないのですが・・・
(小声)週末にとある国立大学図書館にお邪魔致しました。
いつも行く公共図書館は1Fのカウンター付近に児童書コーナーがあるため
図書館に入るとなんとなく甘い匂いがするのですが、
大学図書館に入った途端
「あ!大学図書館のにおいだ!!」とニヤニヤが止まらない。
森林浴のように胸いっぱいに細胞いっぱいに空気を吸い込みました。

ここからは私の癖(へき)の話

図書館の何が私を興奮させるかというと
こんなにも自分に関係のない本が世の中にたくさんある ということ。
私が一生を使っても読み切れない数の本があると言うことが
もうバンザイしたいくらいうれしい。
私の人生を皆の人生を楽しませるものが読み切れないほどあるなんて!

例えば「Modern plastics international」という1970年代から出版されている雑誌があるとします。
もうこのタイトル、中身が全て英語。
私は絶対読まない。
雑誌は保管が難しいので(特に外国の雑誌の紙の質がよくない)
例えば1月~6月でまとめて本の形に製本するのです。
これがVol.1~秩序正しく3mくらいある移動書架の中で眠っている。
誰かの目に触れるのは年に1回あるかないかでしょう。
でもこの雑誌に論文を発表するために心血を注いだ人がいる。
そして、その考えは年代を超えて肯定されたり否定されたりしている。
「むむむむむーーーーーー」大興奮!!
もうイケメンを拝むように胸の前で手を合わせ「はぁ~♡」と。
書架を行ったり来たり。床にひれ伏したい気持ち。
至福の時間でした。
もうこれはわたしの癖ですね。

今は図書館のお仕事はしていないのですが、やっぱ好きだわ。
好きなものだらけで幸せすぎるわ。私の人生。

今回は「お肉、やめました」を書こうと思っていたのですが
行きつかなかった。
読書に関しては付き合いはじめで私の事をよく理解していない人は
私の地雷を踏んでしまい激オコされ
そのオコっぷりがまれに引くほど激しく、そのまま潮が引くように
お別れをしてしまうことも・・・。
の話も書きたかったな。

負けへんで。

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