スパロボ再現動画の作り方(6)
世間様も少しは動き出してきたようでございますね。私も一軒だけ行ったことのないカフェに行ってみました。そのあと焼肉も食べて腹いっぱいですwさて、撮影の続きをご紹介していきましょう!
(1)の回の記事では、作成する動画を以下のように構成しました。
①飛行するホバーパイルダー
②光子力研究所に迫るパイルダー
③マジンガーZを呼び出す主人公のアップ
④プールが割れてマジンガーZが競りあがる
⑤頭部に合体する(パイルダーオン)
⑥キメ
①、②についてはクルマに乗った状態で飛行するところをNintendoSwitchの動画記録機能で30秒づつ、適宜のアングル(斜め前方やら、背後から前方に光子力研究所を入れ込みつつ、とか)で撮影します。
そう言えば、記事に載せるのをすっかり忘れていましたが、プールとちびマジンガーが出来上がった後、そのサイズ感にあわせて光子力研究所を所定の位置に立てています。
③主人公のアップについては、あまり迫力のある絵にできそうもなかったので他のカットで置き換えています。
④プールの底が割れて、マジンガーZがせり上がるシーンは、プールが割れるカット、プールの底からマジンガーがせり上がるカット、地面から空に向けてのアングルでマジンガーがせり上がるカットの3つを撮影します。
先程の写真と違い、主人公のキャラクターが写っていませんが、これは画面の視点を、主人公の一人称視点に切り替えることができる為です。
プールを開けるための動作はスイッチを押すだけですので、①主人公を操作スイッチの近くに立たせる②キャラクターの目線をプールに向け、スイッチを押す。③プールが開いたら、NintendoSwitchの録画ボタンを長押しして、30秒さかのぼった時点からの動画を記録します。
2番目のカットはプールの底からマジンガーZがせり上がるところをプール縁から見下ろす形です。こちらもスイッチが入ってマジンガーが動き出すのですが、押しボタン式のスイッチだと視界にスイッチが入ってしまい肝心のマジンガーを遮ってしまうので、踏むと起動する床スイッチを用いています。(画面下の方にも映り込んでいますね)下向きに視点を合わせて、そろーりと前に進むことで床スイッチを踏み、踏んだと思ったら、素早く操作レバーから手を離して主人公を停止させます。こうして、スイッチを起動させた後に必要なアングルになるように調整して、撮影を行います。こんな方式なので、ちょいちょい失敗します。念のため何テイクか撮影をしておいて一番良いものを採用します。
3番目のカットも同様です。画面を地上から空を見上げるようし、一歩踏み出せば床スイッチを押せるようにセットして、撮影を行います。なんと言っても踏むべき床スイッチが視界にないので、ある意味勘でスイッチを踏み撮影を開始しますし、停止した位置が映像のアングル的によいところに収まらないといけないので、こちらも何度も撮影を重ねて、よい映像になるまでがんばります。もうね、ここまで準備したらあとは頑張るしかないんですよw
撮影した動画はパソコンにデータを移して編集ソフトに掛けます。
このシーンは3カットとも大体1秒半くらい、あわせて5秒程にまとめました。そうなんですよ、過去の記事(3)(4)(5)で書いた内容で作成したものは、トータル5秒分くらいのもんなんですよ。あー、大変だw
⑤頭部に合体する(パイルダーオン)については、上記のちびマジンガーではなく、巨大立像の方を使います。カット割りとしては、
1.飛行するクルマがマジンガーの頭上に滑り込む。
2.天頂側から車がマジンガーヘッドへ向けて降下を開始する。
3.正面から頭に着地する。
基本的にはこちらも同じです。クルマを操作して、カメラアングルを操作して、よい動き、よいカメラアングルを模索して撮影を繰り返すのみなのです。ところがまあ、この車の操縦が難しい。なかなか思うように動いてくれない。。。更に車を動かしながらカメラアングルも操作しなければいけないので、結構頭がぐるんぐるんに。とは言え、そりゃあ、何回も撮影を繰り返したらうまく撮れるテイクもあるもので、一回でもいいものが撮れればそれで勝ちなのですよwアクションゲームで一回でもクリアできれば、次の面に進める、みたいなところに似てますね。残機が無限なだけで。
さて、最終シーン⑥はキメ。マジンガーの巨大感を表現して迫力を出すために、カメラが正面からゆっくりと下降していくカットや足元から煽りのカット、主人公をマジンガーの顔面付近に立たせて対比をさせるなどのカットで終了させていこうと思います。実はせっかく作った巨大立像をちょっとだけでも見てほしい、という欲の部分も含まれていますが。。。
カメラを空中でゆっくりと降下させる、という撮影方法は、このゲームのスペシャル道具「かぜのマント」を使用します。ドラゴンクエスト2で初出のこのアイテムは主人公をムササビのように滑空させることができます。これを利用して、滑空しつつ、視点を一人称視点に切り替えることで、上記の撮影を実現しました。
さて、こうして撮影した一連の動画の前に、別に作成したクルマの発進シーンを追加して一本の動画にしております。音源はね、ネットで購入してね、それに映像を合わせている訳です。こうして完成!
6回に渡って作り方をご紹介してきましたが拙い文章で、たのしく読める、って感じには仕上がってないような気もします。ゴメンナサイ。
これからも、おんなじような記事をあげていくことになると思いますので、よろしければお付き合いくださいませー。