アルハンブラ宮殿のスライド見ながらアルハンブラの想い出を編集して感じていること

スペイン、アルハンブラ宮殿のスライドを見ながらちょっと思い出したことがあります。以前私は東南アジア方面に出張することがよくありました。ミャンマーやアフガニスタンの隣国パキスタン、特に国境に近いペシャワール地方にも行ったことがあります。今、ミャンマーもアフガニスタンも混乱していますね。アフガニスタンでは、ボランティア活動で井戸を掘っていた、日本人の中村医師が襲撃を受けて他界されたのを思い出した方も多いと思います。20年近く前のインドネシアも大変でした。タイも国王がなくなってから不安定だと聞きます。ヴェトナムも私が最初に訪問した2000年ころから比べるとドイモイが効果を発揮した成果、経済が発展して元気な国になりましたが、歴史的にみると、1000年以上の昔からいろいろな大国による統治が行われてきました。「人類皆兄弟」という言葉を幼少のころから聞かされました。世界が平和になってほしいと思いますが、それとアルハンブラ宮殿とどんな関係があるのと思われるかもしれません。私は音楽とか芸術を愛してきて、スペインと言えば「フラメンコ」でしょうか?東南アジアを旅行された方々もよくご経験があると思いますが、それぞれの国では、独特の音楽と踊りがあります。独特ですが、共通点があることにお気づきですか?フラメンコは手足をタップしながら時に静かに、ある時は激しく踊ります。それが、ギターに合わせるかのように、いや、踊りに合わせるかのようにギターが激しくなる、音楽でいうクレッシェンドや次第に弱くするデクレッシェンドがあります。英語ではincreaseとdecreaseが似たような意味になるのでしょうか。それはともかく、ダンサーの手の動きをみると、タイ、インドネシアの女性ダンサーの手の動きとそっくりだと思うことがあります。皆さんもそう思われませんか。音楽は違うし使う楽器も違うけど。踊りとか文化の交流が西洋と東洋であった証と思うのです。アルハンブラ宮殿はその昔イスラムの王が建築した建物です。あの幾何学的紋様は素晴らしいです。とにかく争いのない平和な世の中になって欲しいですね。


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