今まで使ってきたwebサービスを振り返る:黎明期
はじめに
インターネットを利用してきてもう25年位経つと思うんですが、ふと今まで使ってきたサービスについて振り返ってみようと思い立ちました。
1996〜1997年
windows95が出たのが高校2年のころだったのですが、当時はよくわからずパソコンブームに乗っからなかったのを覚えてます。それよりも当時は洋楽のいろんなバンドの曲を聴き漁るほうが忙しかった。
程なくして、ホームページをwin95でつくったおじいちゃんのニュースとかが報道されるようになり、個人でも世界に情報発信できるのはすごいなと思いました。インターネットというものがあるらしいと知った自分は本屋に行き、買ったのがこの本。「インターネット市民革命」。
インターネットやばいなと思った記憶があります。ただ、うちにはパソコンもないし、プロバイダー契約もしてないし。。どうすれば。。
当時オープンしたばかりの初台オペラシティにあるICCの入口にあったインターネットカフェに毎週通って、ネットサーフィンして面白いなと思ったサイトをgeocitiesに作った自分のスペースに書き留めるということをしてました。ICCが満員だったときは1階にもNTTのインターネット(確かISDN)体験スペースが有ってそっちも利用してました。
とにかく当時はYahoo=インターネットの入り口という感じで、ディレクトリをたどってはどんなサイトが有るのか、ディレクトリに登録されてる個人サイトを見ては羨ましいな〜と思ったりしてました。
97年に、流石に自分のパソコンがないと厳しいと思い、親にDOS-V機を買ってもらい、半年後くらいにJUSTNETの一番安いプランに入って、ダイヤルアップでテレホーダイしてました。これでようやく家からホームページの更新ができる!ってなりましたが、夜11時からの数時間しかできない不便がありましたので、あまりネットサーフィンはできてませんでした。
1998〜1999年
大学が情報系だったこともあり、高速ネット回線が引いてあって、ダイヤルアップとは?ってなったのを覚えています。無料でひたすらインターネットができるという環境があるだけで嬉しかった。
ただ、データの移動はまだ当時はフロッピーディスクで、一枚あたり1.5MBくらいしか保存できず、大きなファイルを10分割して10枚のフロッピーに保存するみたいなそういう苦労がありました。
学内のイントラネットにホームページを作って課題提出とかしつつ、geocitiesのサイトを拡張したりしてました。ただgeocitiesだとCGIをアップして動作させるということができません。
そこで色々ホスティングサービスを探してたのですが、XREAとかロリポップにサイトをアップしたりCGIをアップしたりして、掲示板とか設置してました。
CGI配布サイトが当時はいくつもあって、KENT webとかお世話になってました。まだあった!すごい!
HTMLやPerl,JSなどの知識は、とほほのWWW入門によくお世話になったなあと思います。こちらもまだある!すごい!!
2000〜2002年
大学時代の後半は、当時自作マシンブーム(AMDのK6-2という廉価CPUがでたりして)で自作winマシンとかも作ってたのですが、地元でSOHOやってる会社でアルバイトしてた関係で、一気にmacユーザーとなりました。
それまでiMacがすごい流行ってるなあと言うのを横目で見てたり、Wiredでジョブズがドヤってる表紙が本屋に並んでるのを見てたりはしてましたが、windowsユーザーだしなと思ってスルーしてました。
初めて買ったmacがPowerMacG4。アキバの雑居ビルを色々巡って買ったのを覚えています。モニターはG3のが安かったのでそっちにしました。当時のアキバは道端にジャンク屋が所狭しとパーツの入った箱を並べてたり、違法コピーしたCD-ROMとか売ってたなあ、、、、
macユーザーになり、見るサイトも変わりました。macの情報をまず集めるためにアクセスするサイト、といえば、macお宝鑑定団。
まだある!すごい!!
あとmacとは関係ないですが面白いアニGifを探すのが流行っていて、その代表格が活動漫画館。
WIXにサイトが引っ越ししたんですね。続いてる!すごい!
あとはテキスト系サイトの走り、侍魂。
まだある!!
当時あまり漫画の作者がJAVA茶に参加してファンと交流するみたいなことをしてる人が少なかったのですが、私が好きな漫画のバスタードの作者萩原先生はたまにログインしてくれて、色々と質問に答えてくれたりしてました。今はTwitterを使って色んな人がそういう事やってますよね。
こういった面白いサイトは友達づてに聞くか、自分でネットサーフィンして探すか、という感じでした。
ネットサーフィンにおける状況も変わってきて、LYCOSやGoo、そしてGoogleとキーワード検索が主流になってきたのもこの頃です。
ネット環境という意味では、YahooBBがスタートし、ADSLで自宅からでも普通にインターネットできる状況になりました。
その頃、2chが出てきてネットのコミュニティを形成していったように思います。
まとめ
このような感じで、当時のインターネットは情報収集が主な利用でした。その中でも個人サイトが主役だったと思います。
そのハブとなっていたのはYahooであることは間違いないです。Webリングと言うサービスも有りましたが。
ただそういったサイトを自分から日々チェックしにいくのもだんだん辛いなあと思ってました。
その後、そんな悩みを解消するサービスが続々と出てきました。その辺りの話は次の振り返りでまとめていきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?