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多様な価値観の時代に求められる新しい聴き手の在り方

どうも、皆さんこんにちは。
いかがお過ごしでしょうか?
わたしは、最近サウナに行ってきました。

体感したことなのですが、サウナ→水風呂→外→意識が宙にとぶ。この一連のプロセスが好きなんだなと感じました。
もし、機会があればこの点も詳しく書けたらなと!

さて、今回は「まず、ちゃんと聴く」を読んで大事だなと思ったポイントを書いていきます。

前回、誰にでも肯定的意図があるとお伝えしました。

肯定的意図とは、「自分とは違った意見や考え方、社会のルールや規範とは異なった言動であったとしても、その背景には必ず肯定的意図がある」という考え方。

この肯定的意図を土台にしたうえで、「聴く、聞く」と「伝える」に適した領域について本書では解説がありました。

それを図解したのがこちら


Positive Intention Matrix(PIマトリックス)

こちら、筆者が「聴く」と「聞く(伝える)」に適した領域を見える化した図です。
まず、横軸は、時間軸を表しており、左から右に時間軸が短くなっていく。そして、左のものが右のものに影響を与える。

一方、縦軸は下のものが上のものに影響を与える。価値観は感情に、感情は思考に、思考は言動にといったように。

で、このPIマトリックスを聴くと伝えるに分けてみると、「聞く(伝える)」と「聴く」に分類されます。

例えば、価値観などは、基本的に評価や判断を他人がするものではない。
一方で、どんな価値観をもっていたとしても、社会的に問題がある言動は「だめ」と伝えることが求められると思います。

だからこそ、自分のジャッジを挟まない聴くが必要だよね。ということですが、一昔前(高度経済成長期)は、聴かれる環境がありました。

その背景としては、キャリアや人生は経済成長を前提とした終身雇用・年功序列という制度、それによる社会通念によって支えられてきたからです。


ここからは憶測ですが、「約束」されていたからこそ、線的なアプローチで自己成長ができる時代だったのかなと。
「なりたい自己」に向けて、出来ていないスキルを改善し、出来るに変えることで、自己を強化していく時代。


ただ、現在は経済成長がとまり、終身雇用や年功序列が維持できなくなったので、働く私たちの価値観もかなり多様化しているなと感じます。
だからこそ、今の時代の「聴き手」は下記の事が求められるのかもと考えています。

そんなことを考えていた今日この頃です。
では、今日はこの辺で。

皆様の一日が有意義でありますように。
それでは、ごきげんよう。


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