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成果の追求が創造性を阻害する理由:定量的評価の落とし穴

どうも、皆さんこんにちは。
いかがお過ごしでしょうか?
わたしは、現在、弟の家に泊まっています@大阪

TVゲームがあったので、思わずやっちゃいました。
学生時代を思い出しますねぇ。

さて、今回は「定量的評価の落とし穴」について書きます。

私は前職、BPO企業に在籍し、プロジェクトマネージャーとして、某施設予約サイトのコールセンターを担当していました。

仕事内容を単純に言うと、チームメンバーのCPH.MPHを上げるために目標設計したり、クライアントとのKPI設定やチーム運用方法の共有などでした。※CPHとMPHとは、一人が一時間あたりの電話とメールの対応できる量を指す。

そこで、機会的に、定量的にメンバーの目標設定をしていました。
実際に仕事で求められていた役割が、一人当たりのパフォーマンスを上げるコト、クライアントとの認識を擦り合わせKPIを達成することだったので。

ここまで書いた通り、成果は通常でいえば、測定可能な定量的変化として評価されます。
例えば、作業効率の10%向上、顧客満足度の向上など、明確な数値で示される改善です。
しかし、これらの定量的な変化は型にはまりやすく、創造性を求める上では制約となることも考えられます。

現に、GPTsが出てきて仕事にも活用しているのですが、
正直な話、前職で請負っていたコールセンター系の仕事は、ほとんどカバーできてしまう。

そのため、「成果の見える化」を意識するあまり、社会の流れを俯瞰できず、創造性を発揮できないまま取り残されることがこれから起こり得る可能性も高いのかなと。

であれば、定性的な評価もかなり重要な要素になってくる。
ただ、定性的な評価であれば、測定が困難であるために成果として認められにくいのが現実です。定性的な変化を成果として認めるためには、誰もが認識できるほどの大きな変化が必要です。で、誰もが認識できるほどの大きな変化は容易ではない..。

成果を追求することは重要ですが、創造性を高めるためには、定量的な成果だけでなく、定性的な変化も評価する必要があります。
失敗を恐れず、新しいアイデアを試みることが、長期的にはより大きな成果を生むことにつながる可能性がある。

で、あれば、人を管理するマネージャーや上司が求められることは、かなり高い次元なのではないか?そう考える今日この頃です。

では、今日はこの辺で。
皆さまの一日が有意義な時間でありますように。
それでは、ごきげんよう。




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