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#30 社会科倶楽部に参加して

最近、関社研に参加させていただいてから、いろいろな集まりがあることを知り、顔を出しています。
学びを共有していきたいと思います。

3年生「わたしたちの市の歩み」(3学期)ー芦屋市

まずは、身近なものに注目して変化を調べ、まとめる

授業者の松下先生は、いきなり芦屋市の変化を捉えるのではなく、まず「もの」に注目させて、変化を調べさせました。

まず、全員で「洗濯機」を調べ、その後、それぞれ調べたい「もの」を選んで調べていきます。
年表やイラストを使ってまとめていました。同じものを選んだ子同士でグループを作って調べている子もいました。

松下先生は、ねらいとして、変化を調べまとめるという「学び方」を身につけさせたかったと言われていました。


芦屋市に戻り、クラスごとにテーマを決めて市の変遷を調べ、発表する

最後に舞台である芦屋市に戻します。ここでは、学級の課題意識によって調べるテーマを変えているところが面白いと思いました。(個別最適な学び)

1組は都市開発、2組は戦争など、テーマを分け、最後にお互い発表し合うことで、様々な市の変遷を調べることができます。

また、時間軸の変化だけでなく、芦屋という場所に注目した空間軸と繋げられていました。
例えば、芦屋市の人口増加という時間軸の変化の根拠として、大阪や神戸などの大都市圏との距離間という空間軸を繋げて考えることができていたそうです。

都市の再開発や戦争からの復興は、テーマとして別物ですが、ここから、みんなが住みやすいまちづくりという概念を形成することもできていると思いました。


これからの未来についても考えていけると良いと思いますが、3年生にどこまで求めるかで変わってきそうですね。




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