2023/08/19.20

五感で享受するものすべて、夏、夏、夏
こちらのキャパにも限界ってもんがある。
地球くんさァ、しつこいぞ

さて、8月19日はわたしが半年くらい前から
楽しみにしていたサマソニ2023だ。
チケットは発売日に購入し、あとからわたわたと慌てふためき、しまいには倍の価格でチケットを手に入れていたカメ野郎たちに格の違いってやつを見せつけた。

でもわたし!!こんなことでしか周りと差をつくれないですから〜切腹ッ!

いにしえの...


今回、即買いに至ったのはヘッドライナーが
blurだったこと。そしてNewjeansが
来るからだった。
その2組だけでもチケット代は元がとれる。

当日、現地には車で向かった。
朝の駅からの列と
帰りの電車がキモいからだ。
酒とかどうでも良くなるレベルで。

12時マリンからのNewjeansに合わせて、
10時を目指してメッセに向かう。
少し早いかと思うが、これにはわけがある。

というのも小学校の同級生で、kpopが大好きな
萌ぴーが始発で現地入りしていて
随時マリンの客入りを報告してくれていたのだが
埋まり方が明らかに早かったのだ。
ちなみに萌ぴーは最前にいたらしく、ニュースにもなっていたぶっ倒れ界隈だ。(萌ぴーは耐えた)
kpop憲兵団は心臓を捧げすぎだと思った。

萌ぴーの協力もあり、マリンステージのスタンド席で良い場所を見つけ一安心、鉄板みたいになった席に腰をかける。

車で来たから朝イチだけビールを飲んだ

ビールで喉を潤していたら、
爆音とともにSUMMIT All Stars が始まった。
数日前にJxdnが出演キャンセルになり、
急遽集められた。
PUNPEEやC.O.S.Aなど、なだたるメンバーで
すこし得した気分になった。

ちなみにそろそろなゆちゃんが到着しそうとのことだったので空いていた隣の席を確保した。
この人もまた夏に心臓を捧げている屈強な戦士、
ソニマニに行って2時間寝てこの暑さと戦うのだ。怪物である。

なゆちゃんが到着し、席のお礼にとビールをくれた。最高の気分だった。勝たんしかビール。

昨夜のソニマニの話などしてるうちに、
Newjeansのステージが始まった。

初めて生でkpopアイドルをみたが、
あんなに可愛いと思わなかった。
そもそもアイドルのライブの楽しさも
新鮮だった。最初推しがどれだか分かりづらかったがじっと見てた目が慣れてきた。
そのあたりも不慣れであり、
おじポイント高めだ。
ちなみにヘリンが推しだ。

好きな曲もすべて聴くことができ、
会場の空気も異様で、
なんだかすごい場所に今自分はいるのではないか
と直感した。

サマソニの12時のステージでこの埋まり方はすごい

Newjeansの最高のステージを堪能し、
なゆちゃんと一緒に一度マリンを出てバインミーを買い、PaleWavesを見たかったのでマリンに戻ってきた。
先程の反省もふまえ、今度は三階スタンド席の日陰になる場所をチョイスした。
下とは全然違う気候でとんでもなくチルかった。

PaleWavesのステージも素晴らしかった。
が、さきのアイドルからの客の引きが凄すぎて、
会場はまた別の変な空気になっていた。

実際は聞きたい曲を生で聴けたし、ヘザーの声が大好きなので本当に耳が幸せだったのだが
彼女の髪が金髪になっていて、それがまた
スカーレットヨハンソンにそっくりなのだ。
ヘザーのゴスなファッションと日本の気候は絶妙にマッチせず、
マウンテンステージの方が良かったのでは、、?
とも思った。
ので、またワンマンで来日してくれたら絶対に
行きたい。

3Fチルタイムで体力を回復し、
なゆちゃんはメッセに向かうとのことで、
私は友達の植田に会いにビーチに行く予定だったので一度解散した。

ビーチに到着し植田を探してたら、絶品ハラミサンドの行列に並んでいた彼を発見。
ご飯に対しては本当に貪欲だ。クソ暑いのに嫌な顔ひとつせず並んでいた。

今年のビーチステージは特殊で
星野源をキュレーターにむかえた特別なステージだった。
ギリギリでペトロールズを見た、
こんなにおしゃれだったっけ!?という印象。
絶対にワンマンに行きたい。
次は植田と私の目的はUMIという、
LA出身の女性シンガー。
本当に素敵な声で、とても耳心地がよい
ビーチにぴったりなアーティストだ。

UMIを待っていると、聞き覚えのある
どうも〜〜!!

星野源だ。

キュレーターだからと、アーティストごとに本人がわざわざ紹介しに前に出てきてしゃべってくれているらしい。
今年のサマソニはまじで普通じゃないと実感した

UMIのステージは本当に海そのもので、
広大で、寛大で、命に満ち溢れていた。
彼女は歌より先に会場に瞑想を促し、独特の一体感を作り上げた。
そこから曲が始まるが、UMIから発せられる言葉、行動すべてに純粋な愛がこもっていて、
星野源が彼女をオファーし、ビーチステージに連れてきたのもとても腑に落ちた。

夏がすぎた

次はyonawo 真海子さん Skaaiのステージへ。
死んでも歩きたくなかったのでバスに乗ったら
とても快適だった。
一瞬でメッセエリアにワープし、
PAさんエリアの前を確保。
ここでまたなゆちゃんと合流した。

yonawoは元からずっと好きで、何回もワンマンで見ていたので今更だったのだが、バズったこの3組の曲を生で聴けるのは貴重だったのと、見慣れたアーティストをフェスで見るのもまた乙だなと思ってタイムーテーブルに組み込んだ次第だ。

とても良いステージで、メッセエリアの涼しさもあいまって気分がぶち上がった。
少し面白かったのが真海子さんが進行役になっていたことだった。みんなのお尻を叩いてなんとか時間内に収めようとしていた。

思ったより混んでびっくりした

無限に小腹がすくので、なゆちゃんからの冷麺が美味しいとの情報を参考に冷麺をゲット。

ビビンバ冷麺が結局なんだったのかよくわかなかったが、汗をかいた後の冷麺は素晴らしかった。

休憩所など関係なく多くの人が地べたに座って休んでいたので、我々も気にせず地べたに胡座をかいて休憩。
ここで10分ほどなゆちゃんが寝るといい、
エネチャージに入ったので記念に撮っておいた。

テーマは貧富

自分もエネチャージしようと思って寝たら、これは後から判明したのだが全く同じ構図で撮られていてまじで笑った

同じテーマだったのかな?

エネチャージが完了し、HONNEのステージへ
最初HONNEは一曲しか知らないと思っていたが
聴いていたら意外と知っていた。
そういえば今の事務所に入りたてのころ鬼のようにホンネを現場で流してたのを思い出した。

しかしこれがまたとても良いステージだった。
彼らのメロウでアーバンな空気感が、都市型フェスに思ったよりマッチしていてマウンテンがこんなにも素敵なステージになると思っていなかった

あぁ、音楽を好きでよかったなと思えた瞬間だった。特にDAY 1。

HONNEを見終わり、そのままWet Legへ。
彼女たちもレアなアーティストなので絶対に抑えておきたかった。

ここでなゆちゃんのフジロック仲間の皆さんと合流し、お話ししながらやんわりWet Legを聞き流した。有名な曲を最初にやってくれたので大満足しそのまま全員の本日のメインであるblurのために早めにマリンに向かった。

マリンのアリーナエリアは芝の保養のため、
水か無糖のお茶しか持ち込みができなかったので
皆でドリンクを購入。
数分前までその話をしていたのに、
脳みそがバグを起こしてポンコツ発動。
うっかりコーラを購入してしまった。
いえーい✌️とかいってキャップを開けようとしたところで皆に何買ってんのと突っ込まれ我に帰った。
開ける前だったのでお兄さんがお水と交換してくれた、周りの大人たちに感謝である。まじで。

無事アリーナに入りなかなか良いポジションをゲットし、待機。

真っ暗になり、音が鳴る瞬間。
ヘッドライナーのこの瞬間は本当に別格だ。
なんやかんや、私は一曲目のSt.Charles Square
でデーモンが笑顔で登場したときが1番忘れられない。アーーーーーーーーッ!!!!もかっこよかった。
デーモンが安心して好きなことをやれるように周りが一緒におかしくなるみたいな感じなのかな??
そこに長年の仲の良さや、研鑽があり、
たくさんの名曲たちにボコボコに殴られ、
彼らを好きで本当に良かったと思った。
高揚し過ぎて、今を共有しているその場にいる全員に、みんな最高だよ、!!!
とすら思った。

全然関係ないけどblurってメンバー皆の風貌が、
付き合ってる相手のお父さんって感じだった。

最高のフィナーレで幕をとじ、
皆と集合したらなゆちゃん含め数人が泣いていて
本当に良かったねえと思った。
いい夏だと感じた。

出口の行列もあったが、せっかくだからとステージを見に行ってみんなではしゃいだ

ここにいたんだよって写真


マリンステージを出たら、いつも撮影でお世話になってるモデルのキャスちゃんが歩いていた。
声をかけようと思ったら彼氏と電話していたので
またにしようと思って背中を見送った。
また今度話そう。

植田が相変わらず1人で暇そうだったので、
なゆちゃん含めチームフジロックの皆さんと
解散。
とても暖かい人たちで、また機会があったら一緒に!と言ってくれた。
特別な時間を共有できてそれだけで特別である。
フェスって最高だなあ。

植田とまたビーチで合流して、
最後のステージで絞りカス程度の体力を出しきった。最高の気分でずっと後ろで植田と叫んでた。
ステージが終わって、2人で海を眺め本日の反省会。工業地帯の光がチラチラと揺れていてさざなみが心地よかった。
今年もマジでおもろかったね、とか
blurは最高だ、とか
音楽の話も絞りカスになるまで話し、
こうして私のサマソニ2023はしわくちゃ状態で幕を閉じた。

植田はまあまあ近所なので車で送り届けて解散。ちなみに帰りのBGMはNewjeansだった。

首にできたマヌケなU字の日焼けを発見、
水を浴びて就寝した。

翌日20日は目を覚まして、
エイペックスをして、
寝て、
エイペックスをして、
寝て、寝て、風呂に入って
エイペックスをして、
寝た。

同じ一日なのに酷い格差だが、
おそらく前日の反動で、
マジで疲れていた。それくらいの紫外線だったと思う。

来年のサマソニも、暑くてもメンツが良ければ絶対に行く。

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