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マイクロフォーサーズ最強、Olympus OM-D E-M1 Mark IIIが欲しいけど迷ってる話

こんにちは。

つい先日カメラを購入したばかりなのですが、先日家電量販店でなんとなくオリンパスのコーナーを覗いてまして、店員の方からE-M1 Mark IIIの説明をしていただきました。

結果、いまOM-D E-M1 Mark IIIも欲しくなってきております。

この記事では、欲しい理由や、でも購入に踏み切れない理由なんかを書いていきたいと思います。完全な独り言ですがご容赦ください。


買いたい理由① 圧倒的手振れ補正

オリンパスのカメラの最大の特徴でもある手振れ補正。

私が今所持しているペンタックスのK-1 Ⅱにも強力な手振れ補正が搭載されているのですが、E-M1 Mark IIIの場合はその強力さが異次元レベルとなっております。

公式サイトの記述によると、なんと4秒でもブレないとのこと。

(「シャッタースピード4秒の手持ち撮影でも手ぶれの発生を抑えた撮影が可能」)

これはとてつもないレベルですね。夜景なんかがとても撮りやすくなりそうです。


買いたい理由②手持ちハイレゾショットがすごい

①の強力な手振れ補正を使うことで、E-M1 Mark IIIでは手持ちハイレゾショットを使うことができます。

ハイレゾショットとは、イメージセンサーを微妙に動かしながら複数回写真を撮り合成をすることで、通常時よりも高解像な画像が撮れるという便利機能。

ただし、その仕組み上、撮影中にブレが発生するとうまく合成できないため、これまでは三脚使用でのみ使える機能でした。

しかし公式サイトによりますと、E-M1 Mark IIIでは、

「16回の撮影で得られた3億2000万の画素情報を使って約5000万画素の高解像写真を生成する、手持ち撮影でのハイレゾショットに対応しました」(URL同じ)

とのことです。すごくね?

作例も見ますと確かに高解像。しかも高感度ノイズ低減の効果もあるということで、、、すごい、本当にすごいですね。


買いたい理由③ライブコンポジット

星空撮影や花火撮影でめちゃくちゃ役に立つであろう、ライブコンポジットが使えるのも買いたい理由。

ライブコンポジットというのは、ざっくり言ってしまうと、明かりが多い中でも星空等の明かりのみをとらえられる機能。

例えば星空を撮りたいときには長秒露光をすることになりますが、単純な長秒露光だと星空以外の部分の明かりも明るく映ってしまい、画面全体が明るすぎる状態になります。そこで、最初に一枚画像を撮影し、以降その画像から明るさが変わったところのみを取り出して合成します。そうすることで、街の明かりなんかはそのままの明るさにとどめる一方で、移動する星には長秒露光をあてられるため、プロが撮るような星空写真が撮影できるわけです。

しかもこの機能の肝は「ライブ」というところ。実際に試してみると、明るさが変わった部分がリアルタイムでディスプレイに表示されていきます。なので、これまでは感覚や経験で○○秒と計算していた露光時間を考えることなく、ディスプレイを確認してちょうどいいと思ったところで露光を終了できるのです。

なお、E-M1 Mark IIIではこの機能がさらに使いやすいように、星空にフォーカスを合わせられる星空AFという新機能も搭載しています。ぬかりない。

(説明がわかりづらくて本当にすみません。ぜひ公式サイトもあわせてご確認ください。。。

https://www.olympus-imaging.jp/product/dslr/em1mk3/feature4.html)


買いたい理由④動画もいい感じ

K-1 Ⅱで全然動画が撮れない反動からか、動画がキレイに撮れるところもとても良い点に思います。

AFもとても速いですし、画質もきれいですし、手振れ補正が強力なので嫌なブレもありません。おまけにバリアングルです。動画もそつなくこなせますね。


買いたい理由⑤その他隙が無い仕様

このほかにも、あると嬉しい機能がしっかりと入っています。

まず、防塵防滴。しかも耐低温性も謳っていますので、アウトドアでも問題なく使用できると思われます。山などで撮影をしたい私にとってはとてもうれしい。しかもグリップがしっかりしているのでホールド感も抜群です。

カメラ内現像もこまかーく調整できるようになっています(トーンカーブ的なインターフェースもあります)。しかも地味にWiFiの5GHz帯に対応。USBもTypeCです。

さらにセンサーダストをふるい落とす機能も搭載されており、「地味に良い」がつめこまれています。

全然目立ちませんが、でもすごい良いと思ったのは、グリッドラインの色が調整できることです。ディスプレイやファインダーに3分割線を表示している方も多いと思いますが(私もそうです)、暗所だと全然見えません。しかし、E-M1 Mark IIIは暗所でも見えやすいように、このラインを自分の好きな色に調整できます。これ聞いたときは軽く感動しましたね。よくそこに目をつけてくれた。


ここまでがこのカメラを欲しい主な理由です。以下より、買うのを躊躇する理由について述べます。


買うのを躊躇する点①高い

まあ躊躇する理由の95%はこれです。

現在、アマゾンでのボディのみの価格が193,500円。フルサイズミラーレスで一番人気といっていいソニーのα7Ⅲがボディのみで215,900円です。

・・・どうでしょう、この差。

正直、2万ちょい足せばフルサイズに手が出てしまうマイクロフォーサーズって、わざわざ買う理由があるのか、と思ってしまうんですよね。

しかも、レンズが地味に高いんですよ。

オリンパス、ひいてはマイクロフォーサーズマウントでとても評価の高いM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROというレンズは、価格ドットコムの新品最安値で145,210円。

もちろん、同じスぺックで厳密に比べると、フルサイズのレンズの方が高いことは事実かと思います。しかしながら、この価格となると・・フルサイズでいいんじゃないの、っていう。


買うのを躊躇する点②いうほど小型軽量じゃない

マイクロフォーサーズと言えば、その小型イメージセンサーゆえにボディを小型軽量に仕上げられるのが利点だと思います。

しかし、E-M1 Mark IIIに関して言うと、それほど小型でも軽量でもありません。

E-M1 Mark IIIのバッテリーやメモリーカード含めたボディ重量が580g。

対して、α7Ⅲのバッテリーやメモリーカード含めたボディ重量が約650gです。

かなり微妙な差だと個人的には思います。これくらいの差であればあえてマイクロフォーサーズを選ぶ理由になるのかな、というところです。

で、これまでの躊躇する理由をまとめますと、


要はフルサイズでいいんじゃないの、ってことになる

ということです。

マイクロフォーサーズって、語弊があるかもしれませんが、フルサイズの廉価版的なところが利点であり魅力だと思います。

センサーサイズ小さいからフルサイズほどのことはできないよ、でもその分小さくて軽くておまけに安いよ、というところが訴求力だと私は勝手に思っています。

確かに、手振れ補正ユニットとか、その他もろもろが入ることで大きく重く、そして新機能を入れることで高価になることは致し方ない部分もあるのでしょう。

ただ、うがった見方をすると、それらすべてフルサイズに追いつくための機能なのではないか、とも思います。

フルサイズほどISO感度を上げられないから長秒露光できるように手振れ補正を強くしよう、

フルサイズほど画素数を多くできないからハイレゾショットを入れよう、などなど。。。

もちろんそれらを否定するつもりはありません。ただ、フルサイズの廉価版的なところがアドバンテージなのに、フルサイズとほぼ同等の価格・ボディになってしまった以上、フルサイズに追いつくための機能が入ったカメラを買うくらいならフルサイズを買うでしょ、となってしまいます。あくまで個人的な感想です。


まとめ:お金がいっぱいあったらほしい

この記事をまとめますと、

「良い機能がいっぱいあるからほしいけど、フルサイズと同じくらい高いし重いから迷ってる」

ということですね。お金がたまって、そしてE-M1 Mark IIIが値下がりしたとしたらぜひ購入したいと思います。

まあ散々なこと言っといてなんですが、いざ買ったらK-1 Ⅱより持ち出す頻度が多くなる気がする・・・

なんだかんだK-1 Ⅱより軽いし。でも買い替えるとなったらやはりαとか、他のフルサイズも考えちゃうなあ・・・


ということで、悩みは尽きませんね。あとお金欲しいですね。

以上です。ご高覧いただきありがとうございました。

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