~自分がやりたいことって何だろう~ たろっさは何故脱サラして家電ライターになったのか?21

前回は過労で倒れて入院までしてしまいました。

どちらかにしないと身体的にも結構きついんだな…という思いもあり、この頃から将来についてちょっと考えるようになってきました。

10年後の自分は何をしてるんだろう。

そもそも10年後、ちゃんとローンも返して遊んでられるだけのお金をちゃんと稼げてるんだろうか。

好きな家電を種に飯を食っていけてるんだろうか。

こんなことが頭をぐるぐるしながら昼は接客、夜はライター業を行う日々を過ごしていました。

そうこうしているうちに、段々と私の書いた記事が家電分野においてだいぶ認知されてくるように。
親しい友人にはこんな活動をしている、というような事を言ったりしていたのですが、「冷蔵庫のおすすめ探してたら出てきた!」とか「テレビの違いが分かりやすかった!」などの声をかけてもらえるようになってきたのもこの辺りです。

そんな中、ライターの仕事で初めて企業に呼ばれ、東京に行く機会が到来。
本業の家電量販店で3日間連休をもらい、北海道から飛び立ちました。
何社か懇意にしている企業を回り、あいさつ回り+懇談や今後のお仕事の提案。
やっぱりネット上での文章やテレビ会議だけだと伝わらない部分があったり、何より血が通ったお仕事をしたいと常々思っています。
それこそアプローチ自体はネットでというのが大多数ですが、こういう時代だからこそ、実際に顔を突き合わせてお互い良いコンテンツを作るために全力で取り組みたい。
もちろんお金を貰っているということもありますが、それ以上に読んだ人に少しでも「参考になった!ためになった!」と思ってもらいたい。
そんな思いを持ってこの仕事をしています。

東京遠征以降、一番変わったことは段違いにお仕事を頂ける数が増えたということです。
その前年まではまあ副業で家計の足しにはなるかな…?程度でしたが、その年はメディアへの露出も飛躍的に増え、前年までとは比較にならないくらいの収入になりました。

( ´∀`)芸は身を助けるってこういう事を言うんだな

また、交友関係やビジネスでのコネ、関係が非常に広まった年でもありました。
フリーランスのSEの方やディレクター業の方、メーカー営業の方や中には医療品の営業というまったく畑違いの方ともお知り合いになりました。中には現在連載を持っている漫画の原作者さんやインディーズゲームを作成するメーカーの社長さんなんかとも関わりを持つことが出来ました。自分の持てる視野が少し広まった気がするのも大きなメリットだったように思います。
更にアフィリエイトをやりたいと感じていた頃から同じくらいやりたいと思っていた家電を実際触ってみてのレビュー記事のお仕事が増えだしたのもこの辺りからです。
あまり大きな物は発送も受け取りも大変なためあまりありませんが、大きめのスピーカーなども実際に触らせてもらってレビューを何本も作成させていただいてます。

そしてこの年、一番大きかったのが…

ついに本業の年収を大きく上回ったんです。

詳細な金額などは別途どこかで語るかと思いますが、これによって色々と考えが変わりました。


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