~家電量販店に決めた!~ たろっさは何故脱サラして家電ライターになったのか?11
さて、心も新たに違う法人さんの店舗でのお仕事に前回なりました。
ただ今回は店舗に事前に面通しも出来ずにぶっつけ本番でお店に向かったので、若干迷ってしまって割と遅刻ギリギリだったと思います。
いやー、初日からやってしまったなぁと思いながら店舗の入り口をくぐり、レジの方に
( ´∀`)「すいません、今日から入るパナソニックのヘルパーです」
と伝えるとレジの女性スタッフはニッコリと元気に
レジ「ヘルパーさんですね!お疲れさまです!今日からよろしくお願いします!」
非常にハキハキと受け答えをしてくれ、すぐさまインカムで店長さんを呼んでくれました。
店長「こんな辺鄙な店舗にわざわざ来てくださってありがとうございます。ロッカー等ご案内しますのでこちらへどうぞ!」
お、なんかすごい腰の低い感じの良さそうな方だ。
なんというか今まで見てきた店長って
・とにかく数字(売上)しか見てない
・閉鎖的であまりヘルパーに頓着ない
・怖い
・辛い
・怒る
というような非常に穿ったイメージで、そんな中でこんな爽やかな店長さんは初めて見たかもしれません。
一通りロッカーとかトイレとか在庫の場所とかを聞いて
店長「困ったことがあったら何でも言ってくださいね!」
おお、店舗で歓迎されるってこんなに嬉しいことなのか。
思えば今までこんな扱い受けたことなかったなあと思いつつメーカージャンパーに着替えて売場へ。
店舗がこじんまりしているということもあり、売場の面積もそこまで広くはありません。
その日は平日(金曜日の午前中)だったということもあり、お客さんもほとんど入っていませんでした。
店員さんも売場のメンテナンスをしたり手帳を見たりしている方が多かったため、今のうちに挨拶を済ませようと一番近くにいた社員のFさんに声をかけます。
( ´∀`)「今日から一ヶ月パナソニックのテレビでお世話になります。よろしくお願いします」
Fさん「お、こちらこそよろしくー!名前何ていうの?」
メーカーヘルパーに対する呼称は基本的に「テレビコーナーのパナソニックさん」とか「エアコンコーナーの日立さん」とか、「メーカーの人」と括られて個人の名前を聞かれるということはほとんどありません。
初めて聞かれたなぁ…と若干驚きつつ
( ´∀`)「あ、はい、○○と申します」
Fさん「了解、○○さん、よろしくね!チョット待ってね」
その場でインカムに向かってFさんが社員全員に発信。
Fさん『今日からテレビコーナーに入ってくれるパナソニックの方、○○さんです!メーカーの人とかパナソニックさんとか呼ばないで名前で呼んであげてくださいね!』
いやー、流石に衝撃でした。
え、法人違うとこんな違うの?
それとも今までがたまたまだっただけ?これが普通?
Fさん「こういうのは最初が肝心だからね!困ったことがあったら何でも相談してね!」
その後テレビコーナーの社員の方一人ずつに挨拶をして回りましたが、皆さんほんとに親切でした。
その後接客をして大型のテレビを販売し、価格の相談諸々を締めてもらおうと社員の方に引き継ぐと
Fさん「ありがとう!後は任せて!」
社員の方の中には、途中で引き継ぐのを嫌がる方は結構いらっしゃいます。
お客さんに対しても今まで話してた事とちょっと違ったりで整合性が取れなくなったり、その後の社員さんの対応が気に食わなくて結局破談になっちゃったりする事もあるからですね。
そうなるとヘルパーも社員も徒労感だけが残り、結局時間をかけたのがパーにということも少なくありません。
ただ、こちらの店舗で引き継ぎを行ったり無茶な値引き交渉の案件を振ったりしても社員の方誰一人として嫌な顔をする方はいませんでした。
( ´∀`)今までの4年間は何だったんだろう…
そして初日の業務が終わり、早速派遣元へ電話。
( ´∀`)「すいません、ここのお店での契約期間って本来何ヶ月ですか?」
担当「3ヶ月ですね…まだ後任の方は見つかってないのでもうちょっと待ってくだs…」
( ´∀`)「3ヶ月きっちりやります」
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