Flutter製ライフログアプリ「Donde」をリリースしました
こんにちは、tarossです。
Flutterの勉強も兼ねて作っていたアプリ『Donde』をリリースしました。(実は既にリリースはしていたのですが、改めてということで…)
このアプリは、友人の「薬飲んだか忘れるんだよね〜」や「鍵閉めたか忘れる」「キッチンのスポンジいつ変えたっけ…」というちょっとしたつぶやきから生まれました。ルーチンワークになっている日々の『やったこと』を簡単に記録できる(=ライフログ)…そんなアプリを目指しました。もしよければ使ってみてくださいね。
https://apps.apple.com/jp/app/donde/id1462770834
(自分はFF14のエキルレ周回チェックリストにも使っています)
冒頭で書いたように、『Donde』はFlutterで開発しました。
使いやすさ
FlutterはGoogle製のSDKのためか、Firebaseとの親和性が高いように感じます。アプリ内ではFirebase Admobで広告を表示しているのですが、連携から表示までに必要なフローが短い印象でした。
学生の頃はSwiftでiOSアプリを書いていた身ですが、『自分一人でアプリを作る』かつ『iOS/Android両OSに対応したい』となると、ハイブリッドSDKが選択肢に入ってきます。
FlutterはマテリアルUIに対応したコンポーネントが潤沢に組み込まれているので、「とりあえず素のWidgetを置いてみる」だけでもそれなりの画面が出来上がります。自分で触ってみて、これは幅広い人々にオススメできるなあという気持ちになっています。デザイナーのプロトタイプもこれでできてしまうのでは、という話を耳にしましたが、納得です。
あまり深い部分に触れていないからというのもありますが、Flutter固有の問題で苦労した記憶はそこまでありませんでした。どちらかというと、Androidビルド時のgradleファイル云々等、ネイティヴでも起こりうる問題に悩まされていました。「書きやすくても環境で躓いたら…」という心配については、ネイティヴの環境周りの知識があれば十分対処可能ですし、解決のヒントも数多く用意されています。
デザインパターン
DondeにはBloc Patternを採用しています。先人たちのありがたい日本語記事が多数存在するので、ここでは紹介のみに留めておきます。実装にあたっては、主に以下の記事を参考にしました。
BLoCとは?という基礎的なところから実装にあたっての使い分け等、一通り学べるはずです。1つ目の記事を書かれたmonoさんは、BLoCに関する記事だけでなく、Flutter全体に関するTips等も紹介されているので、Flutterに興味を持たれた方は以下の記事も見てみるとよいでしょう。
https://medium.com/flutter-jp/tips-b2487a63a8
おわりに
本記事では触れていませんが、開発中に得た知見についても今後いくつか備忘録も兼ねてフィードバックしていく予定です。
また、並行して開発している別アプリについても、近日中に記事を書きたいなあと考えています(まずアップデートを掛けてからになりますが…)。
Flutterも最近は国内でも採用事例が増えているようで、今後が楽しみです。先人の方々に比べると知識不足ではありますが、Flutterの良さをゆるっと広める一助になれればと思っています。
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