僕が母にできること③
値段や量を意識した買い物。家計簿をつける。献立表を作る。日記を書く。ウォーキングをする。禁煙。本を読む。など母の人生がよくなることを考えて、僕が思いついたアイデアを母に挑戦してもらいました。
今は、僕がそばにいないとできなくても、いずれは母が一人でもできるようになり、母に素敵な人生を送ってほしいです。
母は僕の言うことをしっかりやってくれていました。
しかし、出来ないこともありました。母は昔から我慢ができない性格なのです。
本は読んでくれているけど、やはり勉強は苦手なようで、算数の本はあまり進まない。
買い物は僕が行くと言ってるにもかかわらず、親戚に頼み、余計なものを買ってきて無駄遣いをしてしまう。
何よりもショックだったのが嘘をつかれることでした。
買い物も何も買ってきてないといい、カバンを隠す。中にはジュースやビール。
これが最後の1箱と言いながら、中々なくならないタバコ。僕に内緒でコンビニまで買いに行っていました。タバコ代のレシートは、家計簿には貼らずに捨てていました。日記には禁煙していると書いているのに、嘘をついていました。
僕が怒ると、もうしないと言います。
その言葉を約2か月の間に、5回は聞きました。
最初のうちは、反省してくれているのか嘘が止まりますが、また時間が経つと嘘が発覚します。
次はもう大丈夫だろうと思った頃に、嘘に気づきます。
このペースが正直とてもつらいです。
信じた自分をばからしく思ってしまいます。
これも病気のせいのなのかもしれませんが、親に嘘をつかれ、ほんとに悲しいです。
母はどうして嘘をついてしまうのか、わからないみたいです。
これでは僕もどうしようもありません。解決策が思いつきません。
それでも僕は向き合わなければいけません。向き合っていくしかありません。自分で決めたことだから。そして、これが僕の母親だから。
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