あの名画を再現してみたかった【AI召喚日記28にちめ】あおいたーばん
こんちは！久々に通常モード。この前作った名画の再現の話をしよう。
さて、名画といえば美術館。この美術館巡りなど、大変いいものですよね！様々な作品が展示されていて、静かで．．．えーっと．．．あと．．．いろいろ！なんか、こう．．．いいものですよね！
はい、お察しの通りです。嘘です。あんまり興味ありません。
なんか、趣味美術館巡りとか言ってみたらカッコいいなーとは思ってるんだけど、芸術解さないタイプの人間です。
美術館について正直にいえば、まず美術館の外側にありがちなモニュメントとかね、誰でも作れる。棒をてきとーにぐねらせといたりしてそれっぽくすればたぶんいけるわ。それか、大きな金属の球体おいとく。なんなら色つけてもいい。それでいける。あれだ。有名になればやりたい放題だ。何を作ったかより、誰が作ったかが重要な世界だろうからな！
などと思っちゃうくらいは芸術解さない。そういうやつにも本当はいろいろあるんでしょう。なんか、良さが。わからんけど。
．．．まずい。これではただ美術館に喧嘩売ってるひとだ。違って、そのくらいのどうしようもない美術音痴であっても、美術館の中にはいくつかなぜか惹かれるものがあったりするという話。
そして、私にとってのそのひとつが青いターバンの少女なのである。けっこう昔にフェルメール展ってやってて、なんか見にいったんだ。で、これが、かの絵かと。
衝撃！とかそういうのを受ける感受性は持ち合わせてなかったけど、ほえー、なんかきれいだなーとは思った。いや、少女自体はすごく美人でってわけでもないんだけど、とにかく青が、青がすごい。そして青と相性抜群の金ね。これは名画ってわかるよさすがに．．．
あ、実物これね↓
．．．あれ？しんじゅのみみかざりのしょうじょ？
なんだそれ？青いターバンじゃなかったっけ？ずっと長いこと、勘違いしてた？でもあの時見たのは確かにこれなんだけどな。見た目で違った題名つけてた。ってコト？
．．．と調べてみると、なんか別名が青いターバンの少女なのね。勘違いにしては秀逸な題名だと思ったわ。そもそもあれターバンて表現するのセンスありすぎるもんな。自分のセンスじゃ「青い布を頭に巻いてるひと」になりそうだもん。
とまぁ、相変わらず前置きが長い！
やりたかったのは、この名画をAIにつくってもらおう！ということだったんですよ。そうすればたぶんかわいい感じになるし。さて、まずは参考画像をpixaiのリアルタイム生成で作るよ！
デフォルトのMasterpiece,best quality,1girl にプロンプト足してく。from side,looking viewer, blue turban,pearl earringsっと
これでいいような気もするけど、どうせタダだしもうちょっとやろう。
from left sideに変更、あと髪色をblondeにしよう。あれ、髪じゃないけどね。
それはそうとこっちright sideじゃないの？
なんか釈然としないけど、right side に変えてみる
というわけで、今回は近いのを採用。気に入ったのは後で使おっと。
とりあえずかなり少ないプロンプトでできちゃったけど。学習しまくってるのかな？精度高すぎるもんな。
よし、ではいつものモデルの皆さん、お願いします！
はい。一気にultimate upscale までやった。
ついでにもっとポップな感じだしたくて、JitQv3_VAEというモデルさん使ったよ。
ええな！ジト目！素晴らしいわ！
いや今回もなかなかに面白かったなー。また他の名画も．．．
と、待て待て待て。これはこれでなんかいいんだけど、なんかちょっと違うな．．．よく見れば、いやよく見なくても背景色指定してなかった！背景は黒やんな！
ま、でもこの背景なんかsimple background,black background にすればすぐ治るし。ちゃちゃっとね．．．
．．．あれ？治らないな。仕方ないから塗るか。
という感じで黒くはできたけど。首細くなっちゃったわ。
．．．というか、そもそも耳飾りなくなってんだけどね。
ちなみに、本物のこの黒の部分はただ塗りつぶしたわけじゃなくて、なんか描かれてたけど、薄い絵の具だったから褪色したらしい。当時の感じの見てみたかったよね。
にしても名画の再現、思ったより簡単にできた。さっき言ったように世界中に同じようなことやった人がいっぱいいて、学習は十分だから、とかなのかな？
しかしそれでもあの青はでないね。やっぱり名画ってすごいんだ。
ではまた！