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「公私」を分ける。

#コンヒラ #役員 #社有車 #公私  

▼10月末の決算期をもって、役員・執行役員貸与車の中止が決まりました。
とくに社長強制ではなく、社長と執行役員が自然に自主的に「そろそろキチンと完全中止するタイミング」と判断し自主決定したものです。朝礼で頻繁に「公私混同はだめ」と言い続けていたので、執行役員も自分でいろいろ考えてくれていたようです。感謝です。

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▼当社では「公私混同しない」という考えの浸透を数年かけて少しずつ取り組んできました。その中で、役員・執行役員への社有車貸与についても「ETCを公私を分ける」など徐々にきれいにしてきましたが、今期をもって私(社長)は個人で社有車を引き取り、執行役員は自己判断で会社へ完全返納し、11月より個人車を購入し通勤と自分で決めてくれました。

▼なぜ一気にしなかったのか? それは創業者の時代に作られた複雑にいりくんだ既得権ができてしまっていたからです。一つ一つ分けていき、既得権をなくしていきいよいよ最後に残された役員・執行役員への社有車貸与に決着がつきました。

▼今までも経費をガラス張りにしているので、公私混同の経費が見えると、すぐに管理部門から「これは会社経費と認めません。自己負担してください」と突き返されるので、よほどしっかり説明できないと公私混同はできなくなっていました。そのためか一般的な中小企業の接待交際費のわずか25%しか当社では使われていません。おかげ様で税務署、顧問税理士からも当社の申告は太鼓判を押していただいています。

▼今までも、いろいろな尊敬する経営者の方たちに「公私混同するな」と言われ続けてきましたが、やっと最終段階が完了し、スッキリしました。公私混同とは一般的に「誰か特定の人の物心の幸福のために行われるもの」ですが、これで当社は「全社員の物心両面の幸福のため」に公に経営資源を完全集中している状態になります。

▼最後に改めて、会社の規程で権利としてもっている「役員・執行役員車の貸与」を自主的に中止したいと言ってくれた当社の執行役員にこの場を借りて改めて感謝させていただきます!

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