僕の嫌いな人、こと

僕は人の費やした時間を推し量らない人が嫌いだ。確かに費やした時間に対して、大したモノができてないかもしれない。それでも、人がそこに費やしてきた本気の時間を否定するようなことはすべきじゃないと思うし、そんな人は嫌いだ。

僕は共有スペースを大切に使わない人は嫌いだ。備品がなくなる、ゴミ箱が満パンである、ゴミが落ちているなど、それらを無視して我が物顔で共有スペースを使う権利を行使するのはありえないと思し、そんな人は嫌いだ。

僕は人がこだわっていることや注意していることをどうでもいいと思っている人が嫌いだ。自分自身の価値観の物差しでしかこだわりを測ることができず、こだわりや注意を「ありえない」の一言で一蹴することをすべきではないと思うし、そんな人は嫌いだ。

僕は気づこうとしない人が嫌いだ。自分の部屋などには自分のこだわり、共有スペースにはルールやマナーがある。それらを知ろう、感じ取ろうとしない人、そのくせ都合よく利用する人はどうかしてると思う。気づいているのにしない人なんてもってのほかだ。そんな人は嫌いだ。

僕は押しかけてきたのに積極的に介入する人が嫌いだ。自分からお願いしてきたのに、そこで我が物顔で、横柄に振る舞い、自己を出そうとする人はわがままだと思う。自分がお願いしてきたという立場を忘れてはいけないと思う。まぁ、僕からそういう人にはあんまり強く言えないけどね。言われないからといって、自分色に染めよう的な態度が見えるのは腹立たしい。そんな人は嫌いだ。

僕はすぐ質問してくる人が嫌いだ。はじめは仕方がない。なんせ右も左も分からないからね。でも、少し経ってもまだすぐに質問してくる人は考えが甘いと思ってしまう。「分からない」ではなく、何で分からないか、どこが分からないか、分かっている範囲はどこまでか、などもう一歩踏み込んで考えてほしい。踏み込んで考えない、そんな人は嫌いだ。

僕はその人の経歴で、その人自身を評価する人が嫌いだ。別に評価は自由に行っていいし、経歴でどんな人かの傾向は掴める。でも、アクチュアルなその人を知るためには経歴などの過去はオプションにすぎない。人をある側面からのみ評価する、そんな人は嫌いだ。

僕の嫌いな人、ことを列挙してきて、自分を見つめ直す。あぁ、僕は僕自身を嫌いになりそうだ。

せめて自分を嫌いにならないようにしたいなぁ。