見出し画像

週刊少年サンデーの名作『神のみぞ知るセカイ』とは?――魅力をただ語る

こんにちは、LEOです。

今回は僕が大好きなマンガ、『神のみ』こと『神のみぞ知るセカイ』というマンガについて魅力を何回かに分けて、ただ語っていこうと思っています。
このマンガは全世界のオタク少年少女に読んでほしい‼

僕がマンガやアニメのサブカルに入門した作品でもあり、今でも大好きな作品です。ここでは僕の独断と偏見ですべて書いていきます。間違っているところや説明不足なところがあったら、こっそり教えてください…

『神のみ』とは?――『神のみ』年表をつくる

『神のみ』は週刊少年サンデーで2008年から2014年まで連載していました。ラブコメとして、今も一定のファンの心を掴んでいます。作者は若木民喜先生です。『神のみ』は若木先生の『聖結晶アルバトロス』に次ぐ2つ目の連載作品です。若木先生は京大の哲学科を卒業している漫画家でもあり、先生の作品の中に時折哲学的なことが書かれています。(意図しているかはわかりませんが…)さらに、後の連載作品の『ねじの人々』は完全に哲学マンガです。それでは以下で年表をつくっていきます。

2007年
『恋して⁉神様‼』がサンデーに掲載される。(『神のみ』のもととなる)
2008年
『神のみぞ知るセカイ』連載開始
2009年
ノベライズ「神と悪魔と天使」発売
2010年
アニメ『神のみぞ知るセカイ』放送
ノベライズ「祈りと呪いとキセキ」発売
2011年
アニメ『神のみぞ知るセカイⅡ』放送
2012年
中川かのん 1stコンサート開催
2013年
アニメ『神のみぞ知るセカイ 女神篇』放送
『神のみぞ知るセカイ 神ヒロイン完全攻略ブック』発売
スピンオフ『マジカル☆スター かのん100%』連載
「ハヤテのごとく」×「神のみぞ知るセカイ」ジョイントコンサート開催
2014年
『神のみ』連載終了
近鉄とのコラボ
LINEスタンプ発売
中川かのん 2ndコンサート開催
2015年
『神のみぞ知るセカイon the train + pilot films』発売

となっています。(CD、ラジオについては割愛しています)
この中でもやはりアニメ化3回はすごいことだと思います‼
僕が知ってる中でアニメ化3回しているマンガは『ToLoveる』と『ハヤテのごとく!』です。(当時と今はアニメ事情は違いますが…)

『神のみ』の斬新な設定、そして魅力的な尖り方

当時のサンデーは『ハヤテのごとく!』や『焼きたてジャパン』などいい意味で尖ったマンガがたくさんありました。『神のみ』もそのようなサンデー尖ったマンガの一つでした。

『神のみ』の設定を簡単にまとめると、ギャルゲー界の神である主人公がギャルゲーでの攻略法を使いリアル女子を落としていく、というストーリーです。このストーリーを成立させるために悪魔の存在があります。ここで、すでに正統派ラブコメとかけ離れている設定であることに気づきます。正統派ラブコメと比較して、魅力を伝えていこうと思います。

①主人公
正統派ラブコメの主人公は、頼りがいがあり、優しく、少し優柔不断な面を持つ人が多いです。これはヒロインの魅力が一番出せる主人公像なのかもしれません。この主人公は最初はいいですが、「いや、普通にイケメンじゃん、これはモテルよ」となりがちです。(『ニセコイ』の楽とかね)
しかし、『神のみ』の主人公桂馬はオタクです。授業中でもギャルゲーをするようなオタクで、女子からの人気は皆無です。このような主人公は最近のラブコメでは増えてきている気もしますが、当時はこんなゴリゴリオタクな主人公はあまりいなかったと思います。

②ストーリーの進め方
正統派ラブコメは主人公が優柔不断な受け身なので、ヒロインが積極的に恋愛を仕掛けます。しかし、桂馬は完全に逆です。桂馬は設定上、自分から恋愛をしないと死にます。そこで、自身ができるギャルゲーのノウハウでリアル女子を攻略していくのです。桂馬は嫌がりながらも、自分でストーリーを進めて行く主人公です。

③ヒロインの数
正統派ラブコメは多くのヒロインを出しづらいです。それはフラグが難解になってしまうこともあり、どうしても弱いヒロインが出てしまいます。(例『五等分の花嫁』五月等)これは仕方がないことです。しかし、『神のみ』は設定の力で多くのヒロインを、魅力的な形で出してきました。女神篇や過去篇は出てくるヒロインも限定されてしまいましたが、それでも攻略編のヒロインが押しの人もいます。多くのヒロインの力で、多種多様な好みに応えることができます。

まとめ(仮)

いかがだったでしょうか?『神のみ』の魅力の1%でも伝えることができたでしょうか?僕の文章力では、『神のみ』の魅力を100%伝えることができなくて、とても残念です…

ひとまずここらへんでいったん終わりにしておきます。他にもヒロインやアニメについても語りたいので、他で書いていこうと思います。