中国語学習はじめる時の注意点〜一番最初に読む記事~中国語学習#0
中国語コーチングスクールthe courageの伊地知です。
これまで忙しい社会人を中心に本気で中国語を学びたい方が本気で学べる場を提供し、徹底してサポートしてきました。
今日はこれから中国語の勉強をはじめてみようという方向けに「中国語の勉強をはじめる時の注意点」を3つ紹介します。みなさんの学習スタートのヒントになれば嬉しいです。
※日本語を母語とする方が中国語を学び始めることを想定しています。
「初級」と言ってもアンバランスな「初級」である
特に初学者についてですが、文法は英語と違い語形変化がなく易しいと感じます(実際は学びが進むにつれて「難しい」と感じますが)。
また、漢字を知っているのでリーディングも易しいと感じます。
一方、相対的に発音とリスニングは初めて触れるのでとても難しく感じます。
このアンバランスな状態から学習を始めるので、それを意識せずに、リーディングとリスニングそれぞれに対して均一に勉強時間を投下しようとすると途中で挫折してしまいます。
すでに得意なものがあるという認識で、かける時間も発音やリスニングを多めにする必要があります。
具体的には【リーディング1:リスニング9】の比率を意識するようにしてみてください。
これはリーディングを軽んじて良いということではなく、丁寧に理解して、他人に教えられるレベルでのリーディングを目指しますが、時間としては1を意識しましょうということです。
そして、どんなにこれを意識してもだいたい【2:8】か【3:7】くらいに落ち着くので、意識としては【1:9】でいきましょう。
日本語にも英語にも無い概念がある
よく中国語の文は英語と同じ「SVO」の語順と言われるので「文法は英語と同じ」と考えてしまいがちです。
しかし、時制の概念がないなど、日本語にも英語にもないものがかなりあります。
同じなのは「SVO」の語順だけと言っても良いくらいです。
なので、わかりやすいものについては「英語で言う◯◯と似てるな」「日本語の◯◯の感覚と同じだ」と理解すれば良いですが、それでは解決できないものにたくさん出会うことになるので、あくまでも中国語という別の言語を学んでいるという意識を持ちましょう。
発音にこだわりすぎない
中国語は発音が大切と言われることが多いですし、実際にそうだと思います。
ただ、発音を完璧に仕上げて、その後にはじめて他の単語や文法などをやろうとしてしまうといつまでたっても発音の勉強から抜けられなくなります。
そもそも「発音を完璧にする」のには何年かかるんだ…とも感じます。
発音だけにこだわりすぎるとモチベーションが落ちてしまうので、7割程度できたら(ある程度伝わるレベルの発音にできたら)単語や文法も並行して学ぶと良いです。このタイミングについては、単発のレッスンなどでも構わないのでコーチや先生に見極めてもらうと良いかもしれませんね。
このように中長期的に継続して発音を矯正していくと挫折しないケースが多いです。
最後に
こうした注意点含め、中国語をどうやって学べば良いかという具体的な方法を個別でプロのコーチに相談いただくこともできます。無料のカウンセリングなので、気になる方はぜひご活用ください。(カウンセリング予約はこちらから)
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