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太郎の柔道小ネタ

 note街の一部で「蟹ばさみ」という柔道の技が流行っているようなので、柔道の小ネタで便乗します。

 私、講道館柔道弍段を取得していますが、柔道を始めたのが18歳、同年初段を取得し、弍段取得が40歳という、変わった道を歩いています。

 講道館(東京都文京区)では「寒稽古」として、1月上旬に朝5時半から7時半までの稽古があります。
 2011年、2012年に寒稽古に参加し、2年連続で皆勤賞をいただきました。

 オリンピックでは金銀銅のメダリストは1人ずつですが、柔道だけは銅メダルが2人に与えられます。理由は割愛しましが、嘉納治五郎先生の意思が受け継がれています。

 「マスターズ」と称される30歳以上の方による大会があります。2011年当時は、年齢・階級別で段位は関係無し、予選無しで、いきなり全国大会でした。
 私はこの大会で「銅メダル」を獲得しました(名目日本3位です)。準決勝で対戦したのが、同じ年齢で高校時代のインターハイチャンピオンでした。
 試合開始早々に関節技を極められてギブアップしました。
「俺はインターハイチャンピオンと試合をしたけど、投げられなかった」
と自慢?しています。

 日本武道館は1964年の東京オリンピック 柔道競技を開催するために建設されました。なので、こけら落としが、東京オリンピック柔道競技でした。
 その後、日本で一番強い柔道家を決める「全日本柔道選手権」の会場として使用される「柔道の聖地」の一つと考えています。

 この日本武道館で何度か試合をしたことがあります。

右が福島太郎の本体 よしきくです。

 また、全日本柔道選手権の畳にも立ちました(スタッフとして)。

 また、肖像権の問題から写真をお見せできませんが、日本武道館のスタッフルームで、オリンピックのメダリストと写真を撮らせていただいたことがあります。「野獣」と称された女子選手や、姉妹でオリンピックに出場した選手でしたが、気さくに応じていただきました。

 って、田舎のオッさんの「柔道小ネタ」にしては、結構なボリュームになってしまいました。
 なお、柔道経験者を明らかにすると、アルアルなのが
「得意技は何ですか?」
と聞かれることになります。ほとんどの場合
「口車です」
と答えていますが、実際のところは
丸投げ、拝み倒し、横槍、泣き落としなど、相手に合わせて、様々な技を組み合わせて使うことが多いです。

 さて、与太話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
#何を書いても最後は宣伝
 直接関係はありませんが、こちらの「元宮ワイナリー黎明奇譚」の主人公も、柔道経験者で日本武道館で試合をしたことがある設定です。


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