【駄文】コウとリュウ

 流行作家にはなれませんが、交流作家を目指しますと語り、
 交流作家 福島太郎による「光流(コウリュウ)」

 というネタを振っております。が、ジョセフ・ジョースターさんの台詞をアレンジしますと
「この俺が「駄洒落」とかいうチャチなネタだけに頼っていると思っているのか・・・? 真面目なんだぜ 俺は!」

 ということで、ただの駄洒落で光流の読み方を「コウリュウ」にしているということではありません。「ミツル」、「ヒカル」、「ミツリュウ」などにしていない理由、コウリュウに関する拘りを騙らせてください。

 本編で「光」は大きなキーワードになっていますが、本編では名前しか登場しないにも関わらず、最重要人物の一人に「高村光太郎(コウタロウ)さん」がいらっしゃいます。そのためリスペクトを込めて、タイトルに「光」という字を入れ、略した時の読み方は「コウ」にしています。略してない「光流るる」のときは、「ヒカリナガルル」という読み方にしています。流石に「コウリュウルル」では頓珍漢過ぎる響きですから。

 また、日本では古来、川を象徴する空想上の生物として、の存在があります。今回は「阿武隈川」が重要な舞台ですので、その象徴たる龍に対する敬意をこめて「リュウ」と読むことにしています。
 さらに、リュウにはという漢字もあります。この漢字の意味するところは「高い、高くする。盛んになる」ということのようですので、主人公や周囲の方々を、より高みへと導く、周囲を盛り上げていく人物に、ピッタリの漢字です。
 それに加え、隆は意味と読みに「高(コウ・タカ)」に通じるものがあります。実に良い感じですよね(著者に都合の良い漢字とも言えます)。
 そして、主人公の夫ですから、「隆」+「夫」で、隆夫の誕生です。

 ということで、「コウリュウ」というのは、光太郎、川・龍、高、隆夫などに繋がるような意味を込めている略称なのです。
 また、このような背景を踏まえて考えた「中村隆夫」という名前は「高光太郎さん」と主人公のモチーフとした「島さん」へのリスペクトを込めた名前なのです。というのが、著者としての公式見解になります。

 さて、この投稿を入力しながら、私は頭の中に「ジョジョの奇妙な冒険」(戦闘潮流)のある場面を思い浮かべています。

『これも計算のうちか……ジョジョォォォォォ!!』
『このJOJOは何からナニまで 計算ずくだぜ―――――ッ!
(ほんとは違うけど、カーズが悔しがるなら こういってやるぜ ケッ!)』

 ほんと、ジョジョの奇妙な冒険(戦闘潮流)が好き過ぎて、すいません。
 どうか皆様、私をnote街外に追放しないようにお願いします。

 なお、本編には書かれていませんが「中村隆夫」は、大学を卒業して「富士紡ホールディングス」という企業に就職したという設定です。東京都中央区人形町に本社があります。親子丼発祥の店と言わる「玉ひで」さんが、すぐ近くにあります。
 BVDというブランドの肌着のメーカーとして知られていますが、その紡績技術は工業製品などでも活用されています。この会社での経験も、隆夫の力に繋がっているという設定です。
 執筆時点における「富士紡HD」の代表取締役社長のお名前に、とかとかの漢字が使われているのは、全くの偶然です。ウェブサイトを見て、吃驚しました。

おれヒジョーに好きなのよ、だましの「手品」がッ!
(荒木飛呂彦先生 ジョジョの奇妙な冒険(戦闘潮流より)

 ということで、「光流るる阿武隈川」を、お楽しみいただきますようお願いします。


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