ネタ供養 ミラクルミッション 改
「ミラクルミッション 改」あらため「元宮ワイナリー黎明奇譚」完成記念として、本編に掲載できなかった「7つのネタ供養」を行いたいと思います。
ミラクミッションを読んでいないと、全く意味不明の話になります。ご注意ください。
(お読みいただいた方は、裏話を少しお楽しみいただければと思います)
1 固有名詞は変えていますが、ミラクルミッションはフロンティアミッションと「同じ組織」「同じ時期」に並行して進んでいる物語です。部長、次長、課長等は同じ方です。台詞や性格等を比べると楽しめます。
太郎が、「俺が3人欲しい」と思いながら仕事をしていた時期です。
2 農家に向かう場面、S商事はハイヤーを準備していたのですが、太郎は無理やり「キャンセル」させて、1台に全員で同乗しました。当然ですがハイヤーの運転手は、かなり怒っていました。しかし、太郎としては「シン・打ち合わせ」のため、引くことはできなかったのです。
3 訪問した農家で、感動的なお話を聞くことができましたが、実はS商事からリクエストがあった農家とは別な農家さんを案内しました。原因は次長の勘違いです。しかし、結果オーライで凄いエピソードが生まれました。
ほんと、この偶然は凄かった。
4 S商事グループでは、日本武道館を貸しきる「武道大会」を開催しているという設定があります(グループの社内運動会のようなものを武道縛りで行うのです)。
日本武道館は「東京オリンピック」の柔道競技を開催するために建設されました。その後、民間に貸し出しをするようになるのですが、民間貸し出し第1号がこの「武道大会」と聞きました。ちなみに、「武道」と「葡萄」については、何か狙ったわけではなく、全くの偶然です。
5 S商事のスタッフの1人は、「Y市役所から研修生として派遣」されていた方という設定です。この方が「太郎さんたちは、普通の役人ではありえないくらい頑張ってます」と、よく持ち上げてくれていました。
6 本格的な現地視察の日、土砂振りだったのですが、太郎が運転していた車がぬかるみに嵌り動けなくなり、皆さんに大迷惑をかけてしまいました。職員数人は、泥だらけになってしまいました。
7 食品加工場敷地の中央付近には、1m程度の段差がありましたが、草木に覆われていて、気がつきにくい状況でした。S商事を案内していた太郎は、段差に気づかず、転げ落ちました(怪我等はなく、無事でした)
S商事のスタッフが、就活にきた後輩にその話をしたところ、その学生が実際に食品加工場を見にきた際に「人が転げ落ちるような段差があったらしいですね」と、偶然ショップに来ていた太郎に話をしたので「落ちたのは俺だよ。段差はまだ残っているよ」というオチにつながりました。
見出し写真のような環境ですので、落ちるのもやむ無しかと。
以上、「事実は小説よりも奇なり」を地でいくようなエピソードなのですが、使いどころが難しく、本編にいれることができなかった残念な話です。
フロンティアミッションは、こちらの「公タマ伝」(第1集)に掲載しています。第2集と併せてお読みいただけると、更に楽しんでいただけると思います。
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