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【駄文】エールを送りたい

 著作の話で恐縮ですが、「公務員のタマゴに伝えたい話」「同 第2集」そして「元宮ワイナリー黎明奇譚」については、自分の中で「お仕事三部作」と呼んでいます。これらの作品については「公務員の仕事をベース」とした作品となっております。
 また、執筆にあたり、co-ba koriyamaを運営している法人の代表者である「三部さん」に大きな支援をいただきましたので、三部作と称しているところでもあります。

 noteのプロフィール記事に記載していますが、福島太郎という存在は
「何ができるのですか」という知人からの問いを受けて
「自分は何ができるのか、何をしなければならないのか」
という命題と格闘している存在です。そういう意味で「何をしなければならないのか」に対する解としての「お仕事三部作」ということになると考えています。前途ある公務員志望者(タマゴ)や若手職員(ヒヨコ)のために、自分なりの考えを伝えることで、少しでもお役に立ちたいと。

 そして「何ができるのか」という命題と格闘しているのが「恋する旅人」「黒田製作所物語」「夢みる木幡山」になると感じています。
 共通しているのは「何ができるのか」を考えた結果にたどり着いた、「モノを書くことでエールを送りたい」という気持ちです。
 これらの作品は、特にカテゴライズしていませんでしたが、何か付けるとしたら「note三部作」ということになるでしょうか。「お仕事三部作」も原案の段階でnoteに投稿するなどしていましたが、これらの作品を執筆している時には交流も少なく「独りでコツコツ創作」してKindle出版をしてきたという感じでした。
 「恋する旅人」は、noteで交流していた「スウィングマンさん」の記事にインスパイアして書き始め「連載小説」を念頭にスタートしましたが、noteで交流している方からのエールを受けて一気に書き上げることができた作品でした。また、noteのコンテストにエントリーして選外となった作品を収録しています。
 「黒田製作所物語」は、書籍化にあたり「スウィングマンさん」の「あとがき募集」、「原稿データ作成」という大きなエールを受け、さらにnoteのクリエイター15人による「あとがき」をいただくという形で書籍化しました。
 そして「夢見る木幡山」は、原案をnoteのクリエイターさんに読んでいただき、皆さんからのエールをいただき、ブラッシュアップしています。今後も使える手法では無いと思いますが、「書き手」としては、いかがなものか、という禁じ手に近いものもありますが、作品が成長していくことをかなり楽しんで推敲しています。
 毎回、著作については「自分一人で書いた気がしない」という印象を持つのですが、今回の「夢見る木幡山」は完全に「チーム木幡山」としての作品になっています。

 「何をしなければならないのか」に対して、「お仕事三部作」を創りあげたことで、福島太郎としてのミッションは終えたのですが、まさか、その後にも創作活動を続けるとは、去年の今頃は考えてもいませんでした。
 まだ、完成していないうちに何ですが、
「次はどこへ向かおうか」という気持ちがフツフツとしています。どこに向かうにしても、「エールを送りたい」という主題は持ち続けたいと考えています。

 もともと、福島太郎というペンネームには「福島県を応援したい」という気持を込めています。ところが、これまで執筆した作品の舞台は、架空の都市のモデルも含め「福島県郡山市」が中心でした。今回、「夢見る木幡山」で、ようやく郡山市という殻を破ることができ、また、初めて隠津島神社に代表される実在する名称を登場させることに挑戦できました。今後もこの流れに乗りたいと思います。

「太郎さんは何ができるのですか」という問いに対して、いつか
「創作を通じて、福島県にエールを送ることができます」
と、正面を向いて答えを返せることを目指して、修行を続けます。

 訳1年半のnoteでの投稿と交流を通じて、進むべき道が見えてきたような気がします。いつも遊んでいただいている皆様に、感謝を贈ります。


サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。