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【駄文】あなたを信じていいのか、わからない

 本日は、おじさんの典型的な、昔語りからのスタートです。
 題名は、私が若く、恋心などが溢れていた頃に、時々いただいた言葉です。似たような言葉に
「本気なのか、信じられない」
「みんなに、そう言うんでしょう」
「口では、そう、おっしゃいますけど」
などがあったかと思います。これらは、私が好意を打ち明けた女性からいただいた言葉によく見られた類型です。若い頃は、「信用度」が今よりも相当低い状況だったと認めるしかありません。

 まぁ、昔の女性関係だけではなく、現在の仕事や私生活においても
「ペテン師」とか「講釈師」、「千三(せんみつ)の太郎」などと言われることがありますので、そりゃぁ信用していただけないのも止む無しということになります。どうも、
「巧言令色鮮し仁」ということの実践者なのかも知れません。

 そして、この1年は「フィクションです」と説明しているのですが、「公タマ伝」を始めとする著作の主人公と、私を混同視するかたが散見されます。「フィクション」です、「妄想」です、「ファンタジー」です。と言葉を重ねるほど、嘘臭くなるのも人徳に欠ける業ということになるのでしょうか。

 また、黒田製作所も含め、拙著のレビューや感想で「半沢直樹」というワードを頂くこともあります。池井戸先生のファンですが、正直、全く意識はしていません。池井戸先生のストーリーにある「勧善懲悪」のような展開も無いですしね。自分的には、影響を受けている作家さんとしては、漫画家の「藤田和日郎先生」のような感じがします。「うしおととら」のさとりやおまもりさまに代表される「優しさ」と「切なさ」の入り混じる場面など、真似するつもりは無いのですが、学ばせていただいています。

 ということで、昨日の投稿をお読みいただいた方で、かつ、「ふくしま逢瀬ワイナリーのFacebook」を確認された方は「黎明奇譚」の主人公と私、福島太郎を混同されるかも知れませんが、「フィクションです」、信じてはいけません。ということを重ねて申し上げます。

 ただ、ふくしま逢瀬ワイナリーさんとは、お仕事で絡んだこともありますし、スタッフとも交流させていただいたこともありますので、色々と楽しいエピソードを教えていただいており、著作への影響も受けているのは間違いありません。
 そして、実は「黎明奇譚」は「ふくしま逢瀬ワイナリー」のスタッフには内緒で発刊しましたので、「嘘ばかり書きやがって、うちの話と誤解されたらどうする」という感じで、「バレたら叱られるかも、発禁処分や出禁になるかも」と憂慮しておりましたが、今回のFacebookの記事の関係で、スタッフとお話をさせていただいた際には、スタッフの方に著作の存在を知られていましたが「叱られませんでした」。
 ただし、本の売り上げを考えると「本の存在は知っているけど、読んではいない」ということも考えられますので、バレたら「発禁、出禁」の可能性もあるかも知れません。

 ということで、「黎明奇譚」を読むなら、「発禁」にならない、今のうちです。
 黎明奇譚については、固定記事で『福島太郎の「真骨頂」のような作品です。公務員に関係なく楽しめると思いますので、一番のおススメです』と紹介していますが、最後に売れたのが1月9日ですので、丸2ケ月の間、手に取っていただけない本となりました。残念です。




 

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