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【御礼】余市町でおこったこんな話

 「おこった」は「怒った」ではなく「起こった」ですのでご安心ください。決して「釣り」ではなく、正式名称がひらがな、なのです。

 去る7月25日に北海道は余市町のニッカウヰスキー工場を訪問してきたのですが、その帰り道に目に入ったのが、この石碑とその隣にありましたこれです。

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「福島県知事来町記念植樹」と書いてあります。

「余市の開拓に、会津藩の方々が寄与しているので、この町に県知事が視察に来たことがあるのだろう」ということは直ぐに推測したのですが、しばらく放置しておりました。そして、本日、ふと思い出しましてGoogle先生に尋ねたところ、予想以上に詳細な記事を拝読することができました。
 余市町の公式ウェブサイトのリンクを埋めます。

正直なところ、泣いてしまいました。

と、同時に「悔しいなぁ、羨ましいなぁ」という感情が、沸き上がりました。町の公式ウェブサイトに、これだけの「名文」を掲載できる職員、その才能と環境に尊敬の念を抱くとともに、嫉妬してしまいました。

 ネタバレになるので、詳しくは触れませんが「賊軍」という言葉は、会津藩の方々にとっては大きな呪縛のような存在と考えています。なので、行政府の長である「県知事が来る」というのは、特別な想いがあるのだろうと思うのです。まして、その県知事というのが・・・・・

 こういう歴史の狭間にあるような人間模様を、公式ウェブに残すということは、とても意義深いと思うのです。余市町の方に感謝を申し上げます。
 そして、最近のnote街において、歴史の記事で驚かされたのが、おおぐちおさむさんです。

 その歴史観の深さ、大きさには、ジャンルの広さには、ただただもう驚かされました。特に、福島県民たる私の心を揺さぶったのが、こちらの記事です。

この記事に登場する「芝五郎さん」と「瓜生岩子さん」、お二人とも「知る人ぞ知る偉人」です。特にそれぞれが活躍した分野では著名な方と言えます。しかしですねぇ、「二人の功績を同時に詳しく語れる方」は、福島県所縁の方でも少ないと考えています。まさに

「おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる! あこがれるゥ!」(ジョジョの奇妙な冒険から)

ということになります。ただ、おおぐちさんの記事は、スペースで「改行」をしているようなので、少し読みにくいのが残念です。
 記事の内容は深く、勉強になります。

 とりとめのない話で恐縮です。また、遊びに来てくださるようお願いします。また、戊辰戦争後における、会津藩が「カリフォルニアワイン」を経て、日本ワインに黎明期に貢献したり、余市町の開拓を通じて「ニッカウヰスキー」の発展に繋がったりしたことを考えると、今日は断酒を止めて会津藩の方々を偲びながら、盃を傾けようとも思います。

 この作品では触れていませんが、モデルとなるワイナリーも、その根を辿れば「会津藩」とのご縁に繋がるのです。




 

 


 


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