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【駄文】真面目にふざけて生きていく

 以前、「毎日ふざけて生きていく」という稿を上げましたが、その際に表現できずに、不完全燃焼した思いを胸に、似たようなタイトルで再度チャレンジです。総じて、真面目な話をする予定です。前稿はこちらです。

 リアルの世界では、あまり賛同や共感を得られませんが、私は自分のことを「真面目な人間」だと考えております。
 毎日のように真面目に「君たちはどう生きるか」なんてことを自問していますので、その解として「ふざけて生きていく」ということを選択しています。

「いやぁ、もう、いっぱいいっぱいです」
「めちゃ、忙しいです」
なんて言葉を放つ方がいると、考えてしまうのです。
「そんなんで、良い仕事ができますか」
また、
「忙しいという字は、心を亡くすと書く」
なんて言葉もあるようです。
「心が亡くて、良い仕事ができますか」
と、考えてしまうのです。

 私は常に良い仕事をしたいと考えています。そのためには、「いっぱい、いっぱい」とか「忙しい」という状態は良くないと考えており、それを避けなくてはと思うのです。

「そんなこと言ったって、忙しいんだよ」
とおっしゃる方もいると思います。人の体は一つですし、1日には24時間しかありません。そこで、できることは限られています。物理的に無理な命令をされることもあると思います。

 しかし、心の大きさは無限だと考えています。

「心を亡くす状態が忙しいのであれば、心を亡くさないように、心を大きくすれば良いのです。心に余白を創りませんか。自分の心は自分で育てることも、コントロールすることもできます」
 だから、どんなに、忙しい、いっぱいいっぱい、キツイと感じたとしても、心をそれよりも大きくして、その余白で遊びたいと考えています。

 心に余白を創り、そこで遊ぶ余裕を持つ姿勢。
 それが、毎日ふざけて生きていく。
ということなのです。

 私が考える真面目ということは「良い仕事をするために考え続けること」でもあります。なので、考える余地を残すために、心を成長させていく必要もあります。

 私の感覚になりますが、世間では
「決められたことを守る」
「言われたとおりにする」
が得意な方が「真面目」と見られるようです。
 特に学校教育という「知識偏重」「記憶力が成果」の世界、また「社畜」と言われるよう方々、そして「公務員」と称される方々に、そういう傾向が強い印象を持っています。
 何かの本で公務員の特性を、このように表現していました。

 知識を詰め込む学校教育の弊害なのか、それとも「前例踏襲」の組織風土のためなのか、「情報を蓄積し知識とする」ことを得意とする職員は多いのですが、知識を掛け合わせ、化学変化を起こさせるような「知恵」を醸す職員は少ないように感じています。
 アンテナが低く、アイディアが足りず、研磨もされず「センス無いなぁ」と感じる職員はかなりいます。

 これが、正しいかどうかはさておき、私は「前例踏襲」などの真面目さを認めつつも、「知識を掛け合わせ、化学変化を起こすことにより、より「良い仕事」に繋げる真面目さを目指し、実践したいと考えています。

 なので、真面目に考えた結果の「毎日ふざけて生きていく」であり「真面目にふざけて生きていくなのです」
 そういえば、別な物語のこんな場面も思い出しました。

「こんな汚い鉄火場だぜ、給料の話もしてないのに、うちで働くつもりだったのかい」
斎藤は少しはにかみながらも、すぐに応えた。
「確かに綺麗とは言えないですね。掃除のし甲斐があります。大高さんが『黒田は良い仕事をする』と教えてくれました。お給料はもちろん欲しいです。けど、早く良い仕事がしたいのです」

 さぁ、勘の良い方は、既にお気づきかと存じます。
 最初に引用した部分は、こちらの「公務員のタマゴに伝えたい話」から

そして、引用その2は、こちらの「黒田製作所物語」からでした。

 ということで、最近は脈絡の無い展開での #何を書いても最後は宣伝 が続きましたが、今日は最後に宣伝に繋げるに相応しい投稿に挑戦しました。
 古い歌の歌詞にあった
 『笑い飛ばせる力が欲しいよ』
を目指して、今日もふざけて生きていきます。
 なお、ふざける前に「新作のノルマ原稿」と「禁酒」は実践したこと申し添えます。真面目かっ!





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