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【駄文】投票率一考

 本日から衆議院議員選挙の期日前投票が始まりましたので、選挙の投票率について考えてみます。
 地方公務員法第三十六条に「政治的行為の制限」という条文がありますので、政治的な発言は控えることにしています。しかし、選挙に関して、立候補されている方々やメディアの方々に一つだけ言いたいことがあります。それは、

「投票率の低さを役所とか制度とか、市民のせいとかにするのは、おかしくないでしょうか」

ということです。この投票率の低さということについて、メディアで「社会問題」のように扱われることもありますし、議会の質問で「投票率向上に向けどのような施策をしているのか」という趣旨の質問をされることもあります。
 しかしですねぇ、単純に言ってしまえば選挙は「人気投票」だと考えています。ということは、立候補者に人気があれば、投票率は高くなるはずなのです。例えば、当市の市議会議員選挙は2千票ぐらいが当選ラインですが、候補者の方々が、一人で4千票とれば投票率は上がるのです。「若者の選挙離れ」ということについて若者に問題があるのではなく「若者に人気がない候補者」が問題ではないかと思うのです。つまり

「投票率は低い最大の理由は、魅力がない候補者にあります。候補者に魅力があれば投票率は上がりますよね」

 その根本的なことを語らずに、投票率の低さを他者に求めるというのは本末転倒というものではないかと考えています。
 人気のある歌手なら、販売と同時にコンサートチケットが完売します。人気が無ければ、チケットの販売に苦労します。チケットが売れないことを自分や自社のスタッフの問題と考えるならともかく、ファンやコンサート会場のスタッフ、あまつさえファンのせいにするのは変と考えるのは私だけなのでしょうか。
 
 さて、本題です。このように考えた場合、私の著作が売れないとか、私のフォロワーが少ないのは、「私」や「私の文章」に魅力が無いという、ブーメランとなって帰ってくることになるわけです。つまり私は選挙の立候補者をディスるような投稿をしつつ、自虐テロをおこしているのです。
 なんだか画面がにじんできました。
 力の無さを口惜しいと思う気持ちもありますが、魅力が無いことを自覚して、自分を磨き、書くことを諦めないでいきたいと思います。ある小説から引用します。

 ちゃんと、もっと幸せになりましょう。私たちはまだ生きているんですから、ここからでも何かを生み出せると思いませんか。(略)大事なことは、これからどうしていくかです。

 書いたもので、評価されたい。もっと著作を読んで欲しい。けど、売れていない、魅力が足りないという現実を受け入れて、今日も明日も修行と称してnote街で遊び続けたいと考えています。

 ところが、実は選挙が行われると、地方自治体の職員は「選挙事務」という仕事が「ドン!」増えることになります。しかも私、選挙事務が主たる業務となる職場に配属されていますので、「ドン!」というよりも「ドーン!」という感じかもしれません。本日から期日前投票が始まりましたので、今日は初日ということで見逃してもらいましたが、明日から投票日までは、基本的に20時過ぎまでの業務となり、土日も出勤となります。本日は、若手職員に託して定時で上がらせていただきました。

 ということで、今月末まではnote街で遊ぶ余裕が減ることが予想されます、他の方にコメントをする余裕がなくなり、返答も遅れるかもしれません。前に選挙事務に従事した際にも、noteへ投稿ができない日がありました
 連続投稿を継続するのであれば、呟きをするとか原稿を準備しておくとかの方法もありますが、そういうことには、あまり力を入れたいとは思わないのです。連続投稿というよりも「その日、その日のライブ感」とか「1000文字程度の文章」ということに、拘りたいのです。

 人気の無いクリエイターですので、更新が滞りましても、気にする方も少ないと思うのですが、選挙期間中は投稿ペースが落ちる見込みでありますこと、あらかじめご連絡しておきます。

 ちなみに、先ほど引用した元ネタはこちらの本になります。私に魅力はありませんが、この本に収録している登場人物は、魅力的だと考えています。特に「西野」というキャラは、別なキャラに『「可愛い・聡明」に加えて、情の深さとか、健気さとか良い面ばかり』と言われるくらい魅力的に描かれています。なお、作者は「ペテン師」だそうです。
 ということで、選挙の話をしても、何を書いても最後は宣伝ということです。

 

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福島太郎
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