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エンターティナー エッセイスト

 一人のクリエイターさんの投稿を最初に遡り、拝読させていただきながら「スキ」を残していくという私の行動、スウィングマンさんが、「スキ☆マラソン」と名付けてくださいました。

 今回、ミーミーさんの「スキ☆マラソン」を終えて、感想を記録しておこうかと思ったのですが、言葉が出ないです。あまりにも内容が多様で、奔放で、一言で表すことができないです。どうしよう。みとん師匠の「等身大でちょっと真似したくなる親近感」をお借りしようか。流石に師匠は巧い!
 しかし、それではあまりに情けない。ということで、ようやく絞り出したのが、「エンターティナーエッセイスト」という言葉でした、造語です。

 ミーミーさんの投稿を拝読していると「皆に楽しんで欲しい」という意思を強く感じます。家族のこと、御料理のこと、阪神のこと、競馬のこと、多分野に渡る投稿に共通するのは、押しつけがない楽しさ。「私はこうしてるけど、みんなも一緒にどう」という、絶叫系ではない、遊園地のアトラクション、乗る人も見る人も、老若男女が笑顔になれる「メリーゴーランド」ような楽しさです。また、誘い方が、とてもチャーミングで、皆が惹きつけられるような印象です。しかも必ず「一緒に楽しんでくれてとても嬉しい」とばかりの笑顔を向けてくれます。
 誰もが「惚れてまうやろー」状態に陥る恐ろしさ。

 チャーミングでシャープな文体は、その敷居の低さとは裏腹に、その魅力から逃れることのできない魔性を秘めています。
  ミーミーさんの文章のチャーミングさに対抗できるのは、世界広しと言えど、エリザベス女王くらいではないでしょうか。えっ、盛り過ぎ?では、「銀魂」のエリザベスくらいです。

 ミーミーさんの投稿を拝読し始めた頃は、意識して「スキ」を押しませんでした。文章の楽しさ、上手さに嫉妬しました。こういう楽しい文章を書きたいけど僕には書けない、悔しい。という気持ちでした。が、現在は嫉妬を越えて、心の中では師匠と呼ばせていただいています。
 このシャープな文体、ユーモア溢れる文章は、追いつくことも追い越すこともできないけれど、学ばせていただこうと考えています。

 スキマラソンを完走させていただいた方は、他にも何人かいますし、好きなクリエイターさんも数人いますが、師と仰ぐのはごく僅かです。
 そんな気持ちでいましたところ、先日、ミーミーさんが黎明奇譚を御購入いただいたとの記事が投稿されました。僕としては、奥義を極められないまま、師匠に試験を受ける「緋村剣心」のような複雑な心境ですが、どんな感想をいただくにせよ、生き延びて精進したいと考えています。

 少し、脱線してしまいましたが、ミーミーさんが描く世界の中でも、「家族の肖像」という分野における話の巧みさ、楽しさ、面白さは、国内でも最上級のエッセイストではないかと感じています。
 不肖の弟子といたしましては、これからも、御家族皆様と楽しい九州ライフを過ごしていただくことを、東北の片隅よりお祈りしています。

サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。