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感謝×100

 1年5ケ月をかけて「公務員のタマゴに伝えたい話」(略称:公タマ伝)の電子版の累積販売数が100冊に到達しました。いつもお時間をいただいている皆様、応援していただいている皆様に、感謝を申し上げます。
 とりわけnote街でのご縁で本書をお読みいただき、記事でご紹介いただいた方や、レビューをいただきました方々には、そのお心遣いに深く感謝する次第です。
 
 何度もネタにしていますが、2年前の11月は宇都宮病院に入院していました。書籍としての「公タマ伝」はもちろん、1行の原稿もありませんでした。0からのスタートどころか体調を考えたらマイナスからのスタートで、服薬により不整脈の症状は落ち着き始めていましたが、いつ発作が起きるかわからない状況でした。不整脈という病気は一般的に「死に至る病」ではありませんが、健全な生活ができないリスクが高い状況で「生きているうちに何とか形にしなくては」と、焦る気持ちを抱きながら、退院した日から「公タマ伝」のための原稿と格闘を始めました。

 そして2020年4月1日に、その原案をnote街に初投稿を行い、4月3日に「カテーテルアブレーション」の手術を行いまして、退院した8日からnoteへの投稿を再開しました。4月2日から7日までは入院していましたので、noteへの投稿をお休みしていました。
 note街で過ごし始めたものの、他の方と積極的な交流をしないまま、チマチマと投稿を続け、スキ0の日が続きながらも投稿を重ね、900本を越える投稿となりました。皆様のおかげで、最近はスキ0という日は見なくなりました。書籍の売り上げが0というのは、相変わらず多々あります。
 それでも、コツコツと活動を継続した結果、「公タマ伝(電子)」販売数が100冊という節目を迎えました。KENP(読まれたページ数)も、この11月に1,000冊相当となる118,000ページを越えました。

 どちらの数字も、決して大きくはないという自覚はあります。

 それでもなお、この数字が、皆様との交流の結果であることを、嬉しく誇らしいと感じるとともに、節目として感謝の気持ちを伝えさせてください。

 微力だけれど、無力じゃない。
 なかなか実感できる機会が少ない言葉ですが、皆様のおかげで、毎月、感じることができております。

 世の中に数多の作者や作品が存在する中、私の存在に気づき、興味を抱いていただき、大切なお金や時間を費やして読んでいただいた。そんな小さな奇跡が100回、1,000回もおきたと考えています。
 そして、これはnoteという街が無ければ、起きなかったこととnoteスタッフの皆様にもあらためて感謝申し上げます。

 最後に、ある物語の一節を引用して本稿を閉じたいと存じます。

 もっと幸せになりましょう。私たちはまだ生きているんですから、ここからでも何かを生み出せると思いませんか。
 そのために、自分は何ができるのか、何をしなければならないのか。ハードルは高いかもだけど、上手くいく保証はないけれど。
「大事なことは、これからどうしていくかですかね」
(出典:恋する旅人 著 福島太郎)

 何を書いても最後は宣伝ということで。




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