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右肩下がりも悪くない

 「公務員のタマゴに伝えたい話」(通称:公タマ伝)という本が、初めてkindle出版した本になります。しかし
「この本で稼ぐ気持ちはない」
「売れなくても良い」
という気持ちでした。これは今でも変わりは無いのですが、
「ロイヤリティを寄附することにしよう」
と行動してからは「ロイヤリティを増やしたい」という気持ちも湧いてきました。これは、実にありがたいことでした。
「公タマ伝は、最初に知り合いが購入した後、どんどん売上が落ちるだろう。その下落を補填するために、他にもkindle出版しよう」
という、創作意欲に繋がることになりました。

 そして、公タマ伝のkindle出版から1年半。予想通り、公タマ伝の売上は下がる一方です。
 そして、下落を補填するためにkindle出版した本は、全くと言えるほど、その役目を果たせず、公タマ伝を含めたkindle出版した作品のロイヤリティも、右肩下がりが顕著となっています。

 しかし、負け惜しみと申しますか、負け犬の遠吠えと申しますか、断言します。

 右肩下がりも、悪くないと思うのです。

 1ケ月のうちに1ページも読まれない作品があります。
 1冊も売れない作品もあります。

 けど、福島太郎の作品はAmazonの棚にあり続けています。
 在るということは、読まれる、買われる可能性も有るということです。

 そんなことを考えながら、はそやmさんが、読書感想文の記事を投稿してくださったことに感謝しつつ、これまでも、多くのnote街の皆さんに応援していただいたことを有難く振り返るのです。

 拙著を読んでくださった方がいる。
 応援してくださる人がいる。
 感謝の気持ちを力に変えて、もっと良い作品づくりに向かわないと勿体ないのです。売上は右肩下がりではありますが、累積で考えれば増え続けているとも言えます。有難いことです。

 3年前には、1冊の著作もありませんでした。
「元宮ワイナリー黎明奇譚」の原案となる話だけはありました。公タマ伝の原案となる原稿を、毎日のように入力していました。
 しかし、1冊の著作もなく、売上げは0円でした。なのに、Amazon、kindle、noteというプラットフォーム、note街での交流のおかげで、今は9冊の著作があり、これまでに売上げや応援をいただくことができました。

 生きている限り、まだまだ、歩みを進めることができるのです。
 それなら、ペンギンステップを続けなければ勿体ないと思うのです。
 右肩下がりを嘆くより、よりよい作品創りに、心と時間を使いたいと思うのです。

 そんな訳で、#何を書いても最後は宣伝
 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08ML7K4SP/ref=dbs_a_def_rwt_bibl_vppi_i5

 お読みいただけたら嬉しいです。



サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。