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【駄文】これでいいのだ

 偶には真面目な話をしてもよろしいでしょうか。駄文ファンの方、申し訳ありません。ここ数日間、心の中で反芻し、数人の方へのコメントでも書き残している言葉が、表題の
「これでいいのだ」
という、赤塚不二夫先生の漫画「天才バカボン」の名セリフです。実は私が20数年に渡り考え、目指し続けているキーワードに「多様性と受容性」というものがあります。公私における重要な価値観と言えます。もっとも、元妻については、受け入れることができず、生きる道が別れました。
 が、まぁ、それはともかく、この「多様性と受容性」をより端的に表した言葉が
「これでいいのだ」
ということになるのでは、と考えています。理不尽、不条理や様々なマイナスの要素、感情に対して、一度、その現状を受け入れる。因果も縁も全て包み込む魔法の言葉と感じています。そして、このような視点で考えると、アニメのオープニング主題歌にある
「元祖天才バカボンのパパだからー パパなのだー」
という歌詞も
「天上天下唯我独尊」
に繋がるようで、尊いものと感じてしまいます。この言葉の意味については、大谷大学のウエブサイトにある解説の一部を引用させていただきます。

泉 惠機(いずみ しげき)(助教授 解放の真宗学)
「唯我独尊」とは、「唯だ、我、独(ひとり)として尊し」との意味であり、それは、自分に何かを付与し追加して尊しとするのではない。他と比べて自分のほうが尊いということでもない。天上天下にただ一人の、誰とも代わることのできない人間として、しかも何一つ加える必要もなく、このいのちのままに尊いということの発見である。

 バカボンもバカボンのパパもママもはじめちゃんも、私もお読みいただいている皆様にも通じる「唯我独尊」ということになります。さらに「これでいいのだ」を続けられると、「唯我独尊」であり「吾唯知足」となるのかもしれません。このような視点でネットを探すと、やはり同じような視点で考察されている方もいるようです。ちらりと拝読したところでは、「レレレのおじさん」にも仏教思想が背景にあると考えている方もいるようです。

 さて、拙著「公務員のタマゴに伝えたい話」には「こども向けコンテンツのススメ」という稿があり

 業務に関わる「知識の習得」や「情報収集のための道具として「地方新聞」が最強だと考えていますが「精神修養」のためには、子ども向けの「漫画」、「アニメ」等のコンテンツをお勧めします。子ども向けとは言え、制作スタッフは「大人」です。コンテンツには「子ども達に伝えたい大事なメッセージ」
が含まれていることが多くあると感じています。

という書き出しになっています。今、読み直しても「そうだよねー」とあらためて納得してしまいました。この本のタイトルには「公務員のタマゴ」とありますが、amazonのレビューや数人の方からのエールにもありますとおり、公務員以外の方、タマゴではない方にもお役に立つ話が掲載されていると考えています。是非、お読みいただきますようお願いします。決して損はさせません。

 そして、もし、
「失敗した」、「損をした」、「時間を無駄にした」、「太郎に騙された」というような、ネガティブな感情を抱いた時は、こう呟いてください。

「これでいいのだ」

 なお、皆さんに著書を読んでいただきますと、私は喜びますし、amazonと郡山市の子どもたちが利益を得ることになりますので、全体として「損ではない」ことは本当です。そして、amazonでの「著書の販売数」の棒グラフについて、棒が立たない日々が続いておりネガティブな気持ちを抱くのが本音ではありますが、私も現状を受け入れて呟きましょう。
「YES」

 本稿はnoteで交流させていただいている「アルパカ社長さん」の記事にインスパイアして作成しました。アルパカ社長さん、いつも良い気づきと学びをありがとうございます。


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