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コンプレックス

 最近はコンプレックスのことを「感情の複合体」さまざまな心理的要素という風に訳されているようですが、30数年前は「劣等感」というネガティブな意味合いで使用されている言葉だったと記憶しています。中学生の頃に新井素子先生の小説を読んでいた時に「複合的意識」という訳に出会い、コンプレックス=複合的意識と捉え、自分の中の「モヤモヤ」について向き合えるように、受け入れる姿勢になったことを記憶しています。

 不惑になり10年以上過ぎましたが、未だコンプレックスとお付き合いしている状況です。何事に対してもピュアにはなれないですし、自信のある解を出せずにいます。しかし時に「出した答えが正しい」と開き直りながら行動するようにしています。

 そんな状況で、2019年11月に不整脈の発作により入院した際に、病院のベッドの上で自分の死を意識しながら、自分のコンプレックス「何も為していない、何ができる、何をしなければならない、何をしたい、子どもたちのこと、公務員しか知らない、命を大事に、K君のこと、仕事のこと、養育費のこと、自分のこと」などに悶々として向き合い、一つの解として構想が産まれた公タマ伝でした。

 その後、ヨタヨタとしながらも原案作成、4月noteデビュー、6月電子書籍出版と歩みを進め、半年の節目を迎えることができました、ありがとうございます。
 本の売れ行き以外は順調に、歩みを進めることができました。何度か同じような話を投稿していますが、note界の皆様、関係してくださった方々に感謝申し上げます。とりわけ「【公務員13年目のアラフォー】shingoさん、note界で御縁をいただきましたが、拙著の紙本購入から、noteに感想文の投稿、Amazonへのレビュー投稿と、特段の御厚情をいただきましたこと、あらためて御礼申し上げます。ここまでしてくださったのはshingoさんが初めてです。
 ちなみに、リアルな著者を知る、役所の後輩数人に本を贈呈したり宣伝したりしましたがSNSやAmazonで「感想」「レビュー」をしてくれた後輩はいないです筆者の人徳の無さが嘆かわしいです。

 さて、昨日はAmazonさんからのロイヤリティの振込みもあり、今回もNPOに寄付させていただきました。なお、振込名が「アマゾン インク」でしたので、一瞬「あれ、インクを購入した覚えはない、まさかの不正引き落とし」と考えてしまったのは恥ずかしい話です。金額にして11,565円ですが、未来の子どもたちのために役立つと考えると嬉しいことです(自分のために遣いたいなどの、コンプレックスを抱いているのも事実です)。

 そんなこんなで、この半年でnoteでは投稿数は250本、閲覧は3万、スキは1400を越える数字が残りました。満足はしていますが、「少ない」と考えてしまう自分もいます。
 振り返れば「公タマ伝」のためにnote界に参加したはずなのに、独り言、お酒、ワイナリー、郡山、商工業、病気のことなど、コンプレックスの塊というべき投稿結果となりました。noteにおける「公タマ伝」は既に一区切りしていますが、引き続きnote界を漂いますので、引き続き交流していただきますようお願いします。併せて、公タマ伝への応援もお願いします
 コンプレックスに勇気を加えて第2集に向けて努力します。


サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。