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「(仮題)妖精博物館 黎明奇譚」に向けて(忘備録その2)

 現在構想中の物語が【(仮題)妖精博物館 黎明奇譚】となります。
 創作の過程を忘備録的にnoteに投稿しておきます。(その2)です。

(以下、忘備録の本文です)
 舞台は架空の町『銀山町』に変更しようかと考えています。金山からのもじりで銀山ということなので、ある意味そのまんまでもあります。

 これまでの私の創作手法は、あまりプロットや設定を固めないままで、いくつかの「場面」、「登場人物の短い会話」をノートに書き出し、
(この子には、こんなセリフを言わせたいなぁ)
(この子たちは、こんな逆境があったかもしれないなぁ)
という妄想をいくつか思い浮かべます。
 その後に「場面」「場面」のつながりを補正していき、お話の展開や流れを整えていました。
 この辺りの作業は、楽しくで大好きでなのです。
(この子がこんなことを言うからには、その前にこんな経験をしているだろうな。そこも描いておかないと)
という感じで、お話が膨らみ、内容が濃くなるような感じです。また、逆に最初に考えていた場面を没にすることもあります(ちょっと悲しい気分になります)

 今回のお話については、いくつかの台詞と場面を浮かべたところで、まず、全体の流れを整えてみました。

 何とかお話が破綻せずにつながりそうな気がしています。ただ、当初は「役場採用一年目の若手」と「大学助教授」を軸にするつもりでしたが、流れを考えた結果「大学助教授」の出番を大きく減らす方向になりました。最重要人物を温存する感じです。
 代わりと言っては何ですが、「一年目の若手」を指導する「10歳上の主任」の出番が増えています。この二人を軸にした「役人の話」、「町の方々」との関係などを描くつもりです。
「妖精の住むふるさと 銀山町」
という町興しに、反対する方々をどのように攻略するのか、という場面が最初の山場にしたいのですが、基本的に町の人はみんな良い人なので、そこはあまり盛り上がらないかもです。

 今週末までは、会話や場面を考えながらキャラを深堀りし、週末か来週くらいから、一つの物語になるよう取り組みたいと思います。
(忘備録、ここまで)

 さぁ、キャラは立つのか、物語は生まれるのか。
 アイディアは繋がるのか、纏められるのか。
 飽きずに書きあげることができるのか。

 物語としての最大の山場が
 不可能に思えたミッションを妖精が救う!
 ということになるのは変更無しです。

 なお、プロットが甘いまま書き出した結果、
「中村隆夫」というキャラが、急に成長したお話がこちら

 似たように「菊地良樹」というキャラが、急に成長したお話がこちらです。

 どちらも、かなり好きなキャラになります。この二人には
「お前、そんなこと言うのか」
と、何度も驚かされました。


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