東京の男

待望の第2話だぜ。
ともき、吉田、島津のずっこけ3人組の東京編が開幕。ここからは友情、恋、喧嘩と濃い内容になってるからドキドキして読んでくれよな。

………

3人は待ちに待った東京到着。そこに広がってたのは今までの景色とは違う別世界、高いビルが空を低く感じさせる。3人は凄まじい田舎から出てきた訳ではないが、東京は一味違った。電車は種類がいっぱいでホームは9と4分の3番線まであるのではないかと言うぐらいたくさんある。何よりどこに行っても人が多い。3人は田舎者丸出しの大荷物置くために、いの1番に大川の家へ向かった。大川の家は自分達が到着した東京駅からそれ程遠くはないと聞いていたので軽い気持ちで安心していた。慣れない東京の電車に乗りあっちにこっちに揺られる3人。
乗り換えを2回ほどした電車の中で島津が言った。

「おい、遠すぎるやろ」

全員が思っていたことだ。その一言を機にストッパーが外れたかのように電車内で暴れ出す3人。
大川は時々話を盛る、その悪い癖が絶対に出てほしくないところで出た。嘘つき野郎をかくまってる東京なんてクソ喰らえだ言わんばかりにはしゃぎ出した3人を止める者はここにはいない。

散々暴れて、やっと大川の家の最寄り駅に着いた。嘘をつかれより長く感じた旅路だったが楽しかったのでどこか満足気な3人。

駅にボロい原付きに乗った大川が迎えに来た。キレる3人。

「遠すぎるやろ!お前ええかんげにせえよ。」

大川「え?ほんまに!?そんなことないやろ!?」

何を言っても無駄と感じた3人は言おうとした言葉をそっと胸にしまった。

大川「こっからバス乗らなあかんねん!」

もう好きにしてくれと思う3人。
黙ってバスに乗り大川の家へ向かう。10分程バスに乗り、大川の家に到着。小さなアパートだ。着いてすぐに大川が忠告した。

「壁とか薄いから、あんまりうるさくせんといてな。」

壁に向かって、「出て来いコラ!」と叫ぶ島津。嘘ばかりついた大川へのイラつきも込めて叫んだ。

朝方に着いた3人は異様にテンションが高く、大川宅でも散々暴れて一眠り。起きてどこに行くか相談し、東京初心者の3人は一先ず聞いたことのある地名を出し、秋葉原でメイド喫茶で電車男気分を味わうことに決定。電車に乗り、秋葉原へ向かう4人、途中腹ごしらえに回転寿司屋へ。

回転寿司屋にて…
吉田「じゃん負け、高いネタ奢ろや」
吉田はこれが好きだ。
ノリノリのともきと大川と渋々参加する島津。負ける吉田。勝つ島津。

島津「中トロください!」
大トロは高すぎて禁止だったので、大丈夫な中で1番高いネタを選んだ。

あちらこちらに振り回されながら、4人は秋葉原へ到着。どうでもいい物も真新しく見える3人は何かと一緒に写真を撮る。大川にオ○ホールのガチャガチャをさせる吉田。このオ○ホールが自分達を別つ最後の時まで、一緒にいることなど露知らずな4人。

やっと念願のメイド喫茶の前へ到着。
そこはビルの3階で薄暗いフロア内にポツンと白いドアがある。天井も低く閉鎖的な空間。

島津「ここ、ほんまに大丈夫なん?」

吉田「知らん」

島津「ヤクザ出てこやん?」

吉田「知らん」

………

結果、入らずに出てきた4人。入っていたら危なかったのかもしれない。

オ○ホールを持った4人は秋葉原をぶらぶらし、大川の家へ帰宅。少し家で暴れて初日は無事、終了。

to be continued…

最終、文面に迫力が感じられんくてオ○ホールに頼った感はあるな。これじゃあまだまだ金取れねぇから、もっと良い文書きます。

またな!

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