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苦手なことをやろうと思っても伸びない

本日もお読みいただきありがとうございます。

早いものでもう2024年ももう4月。
新年度を迎えまして生活や環境が新しいステージに移った方も多くいることでしょう。
私個人としては相も変わらず独身をキメているのでライフサイクルにはなんら変化はなく、温かくなってきて朝も明るくなるのが早くなってきたのでボチボチ早朝のトレーニングを再開しようかと検討しているところです。3月の途中からずっと検討しているのですが話が進まなくて困っています。

大きく変わったことと言えば今年はプロ野球(横浜DeNAベイスターズ)の結果が気になり過ぎてDAZNの契約をしたことですかね。よく考えたら半年しか見ないのに1年分まとめて払ったのは失敗だったかもしれない。

生粋・・・とまでは言いませんがさっき確認したら(RC)時代からアカウントを持っているのでおよそ17年前(!?)からニコニコ動画を視聴しています。いまじゃもう動画を観る際にコメントがないと落ち着かない病気になっています。

人生の半分はニコニコ動画と共にあった
RCの当時は17歳


大学生になってからプレミアム会員になってますね

昔からなんとなく横浜ファンだったのですが(恐らくは大魔神佐々木とマシンガン打線が印象に残ってた程度なんですが)ニコニコ生放送でベイスターズのホームゲームが観れたってのは大きかったと思います。やはりあの一体感はたまらないですしベイスターズファンが一堂に会していてコメントが流れて実況もいるんだからたまりませんよね。

そんなわけで新年度の私は野球観戦に余念がないです。そしたら単独首位になるんだから見てて面白いですよね。(20240409)筒香帰ってきて・・・

さて、何を書こうとしていたのかもう記憶が飛んでいるのですがタイトルによると「苦手なことをやろうと思っても伸びない」ですか。

自分で書いておきながら「んなこたぁ無い」と脊髄反射で否定したくなるんですが、恐らく間違ってないと思います。

そもそも認知的に「苦手」と思っていることは凄く単純化してしまうと「楽しくない」のです。楽しくないと思っていることが伸びるわけがないですが、視点を変えると苦手だから伸びないのではなく楽しくないから伸びないとも言えます。好きこそものの上手なれとはよく言ったものだと思います。

もちろん才能や適性もあるので全てが何とかなるわけではないのですが、楽しさを見出すことで得意とまで言わないまでも捉え方は変えられると思います。ここで一番重要になってくるのがやはり師となる人、もしくは同士でしょうね。

いつも通り私自身を対象にして考えてみますと、私が苦手としていた(いる)こととしては絵を描く、人前で話す、細かい作業がありますがこの中で唯一改善したのが「人前で話す」でした。

絵を描いたり細かい作業というのは神経的なところであったり脳からの出力だと思うんですが・・・絵を描くことが楽しいと思えるきっかけがあれば私ももしかしたら少しは上達するんですかね?新たな疑問が生じました。いまのところ34年間楽しいと思ったこともなければ描かなくていいなら絶対に書きたくないんですけどね。私に絵を描くことの楽しさを見出させてくれる師はどこに・・・

人前で話すこともとても苦手でした。挨拶の機会があると原稿やメモを用意して最近の話題や重要トピックなんかを半日も前から必死に探していました。そして実際に挨拶や発表などをする際は手も声も震えて常に脳みそフル回転で思考がグルグルしている状態で喋りながら猛省モード。疲れるし恥ずかしいしで本当に苦手でした。

これは師というよりは同士の存在が大きかったのですが、ある時30人くらいを前にして1人2分程度、合計5人が話をする機会がありました。私はその時3番目だったのですが前2人の話は正直全然聞いていませんでした。そしていつも通りガチガチに緊張して何とか自分の順番を終えて一息ついたら急に他人のことが気になるようになり残りの発表者の話が気になりました。

そうしたら彼らというかその場を客観的に見てみると
・言葉を思い出すように「え~」と考えて話が止まる事が多いので話の流れがよく分からない
・目線がやや下だったり中空をさまよっているのでひどく頼りなさそうに見える
・話を聞いている側をみても真剣に聞いている人はそんなにおらず、怒っている人も笑ったり馬鹿にしている人もいない、あまり興味の無いようなニュートラルな人が多い

この3点が強烈に印象に残りました。
この経験を踏まえて私が心がけるようにしたのは
・誰も聞いていないわけではないがほとんどの人はちゃんと聞いてないからあまり緊張する必要は無い。何故なら仮にやらかしてもそんなのまともに覚えちゃいない
・とはいえつまらない、あまり分かりづらい話をしてもダメなので聴衆の顔を見る。こちらを見ている人、頷いてくれる人に向かって話をする。
・良いことや含蓄のあること、言いなれてないことをいきなりやろうとしても失敗するリスクが高いので思っていることや求められていることを素直に出力する。

上記3点を心がけて人前で話をするようになりました。
すると「たろちんさんは挨拶やまとめが上手」という評判が仲間内ではうっすらと上がるようになりました。
人間単純なもので褒められると嬉しくなっちゃうので「皆がそう言うのなら結構上手なんだろう」という事で私の中の苦手意識は無くなりまして。今じゃ事前に役割を与えられなくても2~3分、もって5分くらいなら気負わずに話を出来る様になりました。
感動的なスピーチじゃなくても、含蓄のあるスピーチじゃなくてもいい。というある種の割り切りを出来るようになったのが大きかったと思います。

「楽しくない」これが何を起因として発生することなのか、私は研究者じゃないし今まで考えたことがあったわけではないので知りません。

しかし今書きながら思いついたことは恐らく「自身にむけて、あるいは他者から向けられた失望」が大きいのではないでしょうか。
「もっと上手くできるはずなのに」「あの人はあんなに簡単にやってのけるのに」「なんで上手に出来ないの?」そういった自分自身への焦燥、他者への羨望、他者から向けられる視線や態度に自尊心が傷つけられ楽しくなくなり、傷つくことを避けるために「私は○○が苦手だ」と公言して自分にもそう思わせて「だから出来なくてもしょうがない、事前に出来ないと言ってある」と予防線の様なものを張っているのだと思います。

トラウマからくる苦手意識であればやはり見る側面を変える、成功体験を積み重ねて克服する。この2点が最も手っ取り早いのではないかと思います。

苦手なことをやろうと思っても伸びない。というのはこう考えると少し語弊がありますね。苦手なことを苦手と思っているままやろうと思っても伸びないというのが今日の私の結論かもしれません。

じゃあ自己ベスト126のゴルフも楽しくなるのか?というのは今後の私自身の課題ですね・・・いや今のところ苦手意識ヤバイですし全然楽しくないんですけどね。7月にコンペがあるから何とか楽しめる様にならないと

本日はここまで
年度が新しくなって今までと異なる環境に身を置くことになったかもしれない皆々様。楽しんでいきましょう。
また今度。

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