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亀戸お遊び組第7話「コラボ!亀戸組!!」に関する思い出(たろちん視点)

こんにちは。いびき怪獣男です。
巨匠ルーツ先生の漫画『亀戸お遊び組』のシーズン2がいよいよ始まりましたね。

前後編で公開された第7話「コラボ!亀戸組!!」は、伝説の「一晩中バイオ」を録るまでの紆余曲折が描かれています。実際にはまだ「コラボ」とかそういう言葉もない時代のお話。今シーズンも僕視点で当時の出来事を振り返ってみたいと思います。


「一晩中バイオハザードを実況する男達の熱き戦い」とは

漫画では何度も実況を録画してはお蔵入りになる様子が描かれていますが、ぶっちゃけ当時何がお蔵入りになったとかはあんまり覚えてません(たぶん僕は参加してないことが多いから)。ただ、「一晩中バイオ」は当時もやってて楽しかったという印象が強く残っています。

最近の思い出話なんかでもこのへんの話をしましたが、確かこの日はみんなで秋葉原に行ってひとしきり飲んだり食ったりして二次会的に亀戸になだれこんだ流れだったと思います。ほんでタカ家で寝る組とルーツ家で寝る組に分かれて、ルーツ家組になったルーツ、イボーン、まお、たろちんでバイオをやったという流れです。あらためて自分ち帰って寝ろよって思いますね。

当時は秋山森乃進のモノマネ実況で一世を風靡していたまおと知り合ったばかりで、まだ全員が「森乃進」と呼んでいました。漫画だと時系列ばらばらですが、みんなほぼまおと喋ったことないし「まお」って名前もわかってないくらいのレベルのとき。そりゃ一緒に動画録ろうって言ってもしゃべんないよなという感じですね。

タイトルのとおり、すっかり酒が入って出来上がった深夜から朝方にかけて収録されたので、当時としても「ゲーム実況」とはほど遠い居酒屋ノリでした。だが、それがよかった。当時はニコ生などの生配信文化がなく、亀戸組の面々が集ってテンションが高まった際は、音を全部拾うマイクを1本真ん中に置いて、夜中にやたらでかい声でゲーム実況とは名ばかりのホームムービーを収録することで情熱をほとばしらせていたことがしばしばありました。

一晩中バイオのpart2の投稿者コメントでルーツが「ホームビデオだなこれは」と言ってますが、このへんが以後続く亀戸組「ホームムービー」タグの源流となりました。多分。

これ見ると今もルーツんちの床に直接座ったときの硬さとか、ワンカップのコップやツナ缶の灰皿の手触りとかを思い出します。そういう空気感が残っているとても好きな動画。

亀戸組の年齢と敬語に関するややこしい事情

タカさんが年齢を逆サバしてたくだりがありましたが、このへんの関係性も非常にインターネットメンらしい趣があります。

当時インターネットをそれなりにやっているやつというと、2ちゃんねるなどの匿名掲示板のやりとりに慣れているケースがありました。ネットのやりとりは基本タメ口、という文化。このへん人によって結構違って、僕は最初から年齢とか明かしてる個人テキストサイト出身だったのでわりと年齢準拠で敬語使うインターネット人生でした。まあでもテキサイで誰でもタメ語キャラみたいな人もいたし出自というか人によって違う。

ネットというか人類がそうかもしれませんが、20歳前後くらいになると年齢だけじゃなく、留年浪人などによる学年と年齢のギャップ、職歴芸歴の違い、体育会系出身か否か、再生数の有無、まおかどうか、などさまざまな要素が絡み合って敬語になったりタメ語になったりするので大変ややこしいです。まおとも実際出会った当初に「タメ語でいいよー」みたいな話はしたんですが、その結果として僕にはタメ語で僕より年下のタカやルーツには敬語を使うというねじれ現象が起こります。僕はネットの人間関係のそういうとこラフで好きなんですが、現代はSNSとかコメント欄とかでもみんなお行儀がいいのですごいなあと思います。

あとこれもネットというか人類ですが、30歳過ぎると「全員おじさん」のくくりに入るのでもう誰が何歳とかどうでもよくなります。

亀戸お遊び組、次回の更新は2月29日第8話「イボーンへ会いに九州へ」です。

以下、メンバーシップ向け与太話。配信者の「コラボ」ってなんであんな嫌われて今なんでこんな受け入れられてんだろう、というぼやきです。

余談:「コラボ」ってそんな“いいもん”なのか、という違和感

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