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【為替相場】ドルからユーロへの流れが生まれるか!?今週の世界の中銀での動きでどうなるか相場予想

今週は米FOMCから金融緩和サイクルがはじまろうとしています。世界の中銀でも少なからず影響が出てくるだろうと思います。

今日はユーロドルにフォーカスしたいと思います。

パウエル議長から8月末のジャクソンホールで9月利下げ開始のシグナルが出ました。そして今週ついに米金融緩和サイクル開始の運びとなりそうです。利下げ幅−25bpが1回分だとすると、今のところ年内に約5回分の利下げが折り込まれています。

9月会合では週明けの現在−50bpが59%で−25bpが41%となっています。つまり米は年内に連続利下げが濃厚と見られています。そんな中、ECBでは先週に欧州経済の冷え込みを指摘した格好で予想通りの利下げがされました。しかし、次回以降の利下げについては明確なシグナルは出しませんでした。

つまり短期的に見てユーロドルはユーロが買われる傾向にあるのではと思います。しかし、ファンダメンタルズの影響を考えますと1.12から上は少し重くなってくるのではと予想しています。

中銀次第で上下に振らされることになるかもしれませんが、ここから大切になるのは各中銀の出すシグナルになるのではと考えます。

がしかし、個人的には欧州圏の経済的な冷え込みは否定することは難しく、中期的にはユーロ売りに傾いていくのではと考えています。



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