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ドラマ「VIVANT」:VIVANTの正体は◯◯だ!5つの根拠

ども。

TBSが社運を賭けたともいわれる
日曜劇場「VIVANT」の第1話が放送されました。

おおむね大好評ですね。

で、ここでは細かい考察は抜きにして、
ずばりドラマのコアとなるであろう、

「VIVANTは誰だ?」問題にフォーカス。


ずばり!




VIVANTの正体は







ドラム説に張ります!


ドラム役の元力士、富栄ドラムさん


以下、その根拠についてお話をしていきましょう。


VIVANTはドラムだ!根拠① 合理的説明の観点

VIVANTがある「存在」であることがわかるのは、
堺雅人扮する乃木が、
誤送金のお金を取り戻そうと
アマン建設のアル=ザイール氏を訪れた時。

そこで乃木のことをVIVANTと勘違いしたアル=ザイールが

「ここまでよくたどり着いた」

と言います。


ということはVIVANTは、アル=ザイールのテロ組織(のようなもの)にたどり着きたい人。

その組織には、アメリカのCIAも日本の外事警察もたとり着きたいわけですが、彼らでも中々たどり着けない組織に個人であるVIVANTが辿り着こうとするのは中々大変。

ならば大きな組織にくっついて行くのが一番手っ取り早い。

その場合、アメリカのCIAよりも日本の公安の方が脇が甘そうなので、取り入りやすそう。

だから、ドラムが阿部寛扮する野崎に上手く使われるような形で日本の外事警察の懐に飛び込んだ、と考えると合理的に説明できちゃう。

VIVANTはドラムだ!根拠② 優秀すぎる

第1話放映後に

「ドラム優秀すぎる!」

というコメントが結構ありました。

そう、ドラムは鬼優秀なのです。
日本の公安が日本語も聴き取れるスーパー優秀な
アシスタントをたまたまリクルートできたなら

それはちょっとご都合主義的。

でも、
超優秀なドラム(=VIVANT)が
その方向に誘導した、

と考えると途端に符号が付く。

VIVANTはドラムだ!根拠③ 黒幕は最初から

ここからはかなりのメタ視点。

映画などを見る時に
黒幕と呼ばれる大物が

実は物語序盤から
想像もつなかい形で登場していた、

というのは一つのセオリー。

この物語の主要キャストで
松坂桃李さんと檀れいさんは
まだ登場してまいませんが、

それ以外のキャストは出てきました。

堺雅人、阿部寛、役所広司、二宮和也、二階堂ふみ
の中で、

「この人がVIVANTだったらびっくり!」
というのは、二階堂ふみさんくらいでしょうか。

もちろん
その線もなくはないかも知れませんが、

こうした大物が並ぶ中、
視聴者の予想を裏切りたいのなら、
さらに外してドラム、というのは大アリでしょう。

VIVANTはドラムだ!根拠④ 豪華すぎる出演陣

あらためて超豪華なオールスターキャスト。

堺雅人、阿部寛、役所広司、二宮和也、二階堂ふみ、
松坂桃李、檀れい、

それに加えて、いわゆるクセモノ系の
小日向文世、山中崇

もちろん
彼らは超一流の役者であり、
必要な役をプロとして演じるので

「えー、私がVIVANTやりたかったぁ〜」

みたいな
小学生のような諍いはないでしょうが、
やはりこの中からはVIVANTは選びにくい。

根拠③に書いた、
視聴者の意表を付く、という観点からも
ドラムは最高のVIVANT。

VIVANTはドラムだ!根拠⑤ 新スター誕生

「VIVANT」1話みたところで、
僕は制作者の気概に感動しました。

日本の限られた予算の中でも

超面白いものを作ろう、
視聴者を超ドキドキさせよう、
という工夫と言い訳なしの本気度を感じたからです。


ただ1点だけ残念というか、
海外に負けずにがんばって欲しかったところが
ありました。

それはキャストです。


この超豪華キャストはもちろん凄いのですが、
裏を返せば「キャスト頼り」のところもある。


単純にドラマツルギーや脚本の面白さ、
俳優の演技だけで勝負していない、
とちょっと思ってしまったのです。


まあ、今回の場合は
海外ドラマに負けずにやるぜ!
という打ち上げ花火的な要素もあるので、

超豪華出演陣というのも
それなりの必然性があるのですが、

やはりいい脚本を作って、
それに出た無名の役者が
スターになっていく、

という海外ドラマの構造が
日本でも実現できたらいいのになぁ、

という思いが少しありました。


しかし、
しかしですよ。

もしこのドラマが成功して、
最後に黒幕がドラムだった
(ドラマとドラム、ややこしいですね)

ということになったらどうでしょう?


それまでSiriみたいなケイタイで
コミカルにしかしゃべっていなかったのが、


いきなり
重厚な雰囲気の日本語で語りだしたら
ワクワクするようなラスボス感ありますよね。


一気に富栄ドラムさんは
スターダムに上がっていくと思います。


そのスターダムに上がっていく
富栄さんが
元力士というのもいい。

ご存知「サンクチュアリ」で、
一ノ瀬ワタルさんが
一気にスターダムに昇りつめたのと同じ様に

日本の新スターは
相撲と絡んでいる、
というのもいいストーリー。


第1話で、
そこまで目立った役でなかったにも関わらず

「ドラム最高」という声がすでに上がっています。

これが富栄ドラムさんの
演技によるところもあるかも知れませんが、

もしこれが制作が富栄さんを
スターにするためのステルス演出だったとしたら
震えると思いませんか?


そうなると
打ち上げ花火的にオールスターキャストでいったけど、

脚本と演出の力で
新しいスターも作れるんだぜ!

というパーフェクトなストーリーができあがります。


そうだったら
超かっこいいんだけどなぁ、

という期待感も込めて
僕はVIVANT=ドラム説への一点張りです!










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