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飼い猫の闘病話

飼い猫の話。
我が家に来て3年ほど。
万年風邪の慢性腎臓病、エイズ陽性。
猫風邪で年がら年中鼻水飛ばしてる。

慢性腎臓病と猫風邪エイズで、口内炎やら舌炎やらで口内の痛みが日増しに強くなっていった。

尿毒症 

そんな中、数日前ハッと気付いた。
この子、なんか弱ってない?
寝てない気がする。
うとうとはしてるけど、なんかおかしい。

なのに、病院自体は月に2度、痛み止めのために通ってるので数日楽観視して様子見してしまった。

昨日、口から血が出てきたので慌てて病院に行ったら、脱水で尿毒症を起こしてた。

すごい後悔。

体調悪いってわかってたのに…

2年前 

実は、2年前にもこの時期に尿毒症になった。
その時は、余命僅かと宣告された。
強制給餌と風邪症状軽減のため打ってもらったインターフェロンと抗生剤でなんとか回復し、今に至る。

1度目の尿毒症、その後

今に至るが、色々あった。
まず、カリカリが食べられるまで回復したと思ったが、口内の状態が悪く徐々に酷く痛がる様になった。
ウェットフードに変えてみたり、今更ながら歯磨きしてみたり、歯磨きフードを食べさせたりと手を変え品を変えやってきた。

効果はなく、とうとうカリカリもウェットフードも食べなくなり、強制給餌に切り替えた。

調子が良いとカリカリも多少食べたり出来たし、強制給餌も指で掬ってなめさるといったことも出来ていたが、この数ヶ月はすっかりシリンジでの強制給餌だ。

冬になって 

月に2度ほど、病院で抗生剤の注射を打ってもらい、貧血のためサプリを飲ませる。

そんな生活が半年続いた。

冬になってもその生活は変わらなかった。
油断していた。
強制給餌とはいえ、食事をしカロリーを充分摂らせ病院へ通う。

これ以外に、冬には気を付けなきゃいけないことがあったのに。

脱水症状 

カロリーを摂らせる。
これにばかり気がいって、水分のことは頭からすっぽ抜けていた。

冒頭に話したように、脱水だ。
冬はそもそも脱水を起こしやすい。
なのに、そこをすっかり忘れていた。

後悔しかない、ほんと。

強制給餌がウェットフードだったらまだ良かったのかもしれないが、私はずっと粉ミルクだった。

溶かす水はそこまで多くはなく、とろとろネバネバという程度しか使わなかったので、それが脱水に拍車をかけたのだと思う。

脱水の原因

季節が冬になり、寒さからかウイルスが悪さをし鼻水が悪化して数時間放置するともう表面が固まり鼻が詰まる。

強制給餌の時に、固まった鼻を拭き取り目薬も欠かさなかったが、いかんせん夜中はどうしようもなくどんどん悪化した。

基本、この子の強制給餌は3回だ。

回数が多いと眠りを妨げるので、5回が4回に4回が3回になった。

鼻水が取り切れるということはなかった。

鼻が詰まることで息苦しく、水を飲まなくなり水分が摂れないことで腎臓病や風邪症状が悪化し、口内の痛みが更に酷くなった。

痛みと鼻水のせいで水をますます飲まなくなり、脱水が進んだということらしい。

これから 

前回のように、奇跡的にでも回復してくれたらと願わずにはいられないが、奇跡というものはそうは起こらないし、続かない。

奇跡が続くものなら私の旦那は死ななかったと思うから。

なので、見送らなければならない時が迫っているのかもとひしひしと感じている。

でも、決して諦めたわけではなく、病院に点滴に通い、様々なサプリと漢方を併用しカロリーと水分をなんとか強制給餌してこの子と生きていきたいと思う。

諦めたくないというのは、飼い主のエゴだが私の子になったからには申し訳ないが仕方ない付き合うよとそこは諦めてほしいと思う。




 


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