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楽天モバイルは無料ユーザーを切り捨てたかったというけど、そもそもそういうユーザーを集めたのは楽天

楽天モバイル、1ギガ未満なら無料という料金プランを、とうとう撤回しましたね。
三木谷さんも、いつまでも無料で使われても困ると言っちゃう始末。

まあ、そうだよね。あれだけコストを掛けて、いつまでも無料で使われたら困るよ。うんうん。

とはいっても、もともとは通話品質やエリアが狭かったけど無料だから使ってたユーザーも多かったし、お金取るならよそへ移ろう。という人もいたみたいで、かなりの数が他社に流れている様子。

ちなみに我が家は、無料だから回線を持ってたものの、めったに使うことはなかったから解約、もしくは他社を利用しよっかな。というパターン。

でもSNSとか見てると「楽天モバイルは有料化することで、タダノリしてるようなユーザーを切り捨てたかったんだろうな」なんて意見も。

実際これはそうだと思う。

でも、それってどうなん??

そもそも楽天の広告を、ネットのバナー広告でもテレビCMでもいいから一つ思い出してみてほしい。

個人的にパッと思い浮かぶのは楽天カード。
あんなに再々「○○ポイント還元!!」なんていうクレジットカードの広告って見る?
スーパーセールなんかもそうだよね。ポイント何倍還元!!!なんてやってるけど、結局楽天は安いサービスを提供してるって思われてるんだよね。(実際に安いかどうかは別として)
楽天モバイルも1GBまでなら無料というのはわかりやすかったし、自宅にWi-Fiがある環境でサブ回線機としてなら1GB運用は苦じゃない。

でも、それって楽天が常にそういうユーザーを囲い込んできたってことだと思うぞ。

だから楽天としては無料ユーザーは頭の痛い問題だったけど、元をたどっていくと自分たちのしてきたことが、結果的にタダノリユーザーをあつめてしまったということ。

楽天にとってモバイル事業というのは、かなりの試練かもしれないけど、今後どういうブランドイメージを作って、どんな層の顧客を集めていくかで変わってきそう。

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