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人を見た目で判断してはいけないけど人には見た目で与える第一印象は大事という矛盾

高校生になる息子。
そろそろ色気づいてきてもいいような気もするけど、くせ毛がひどいこともあって髪の手入れなんかは全くしてない。
そこで息子に言ったのは「人に与える第一印象は大事なんだぞ」ということ。

ところが息子からは「人は見た目で判断できない」って言ってたじゃないか、と思わぬ反撃を食らうことに。

でも昔から人は見た目じゃないとか言うわりには、なんだかんだ言って人は見た目でその人の印象を勝手に作ってしまうもの。

はたしてこの矛盾、どっちがどうなんだろう。

この話の発端はこちらの記事の中にあります。


実際には人は第一印象でその人のイメージを作ってると思う

多くの場合、人は第一印象の身なりだとか挨拶、声のトーンや顔の表情でその人のイメージを作り上げてしまってると思う。

きっと多くの人が経験あると思うけど、初対面で口角が上がって声のトーンも高い人というのはいいイメージだと思うし、反面眉間にシワを寄せて仏頂面をしていれば近づきにくいイメージを持つと思う。

だからといって、そのイメージが合ってるかどうかはその後の付き合い方次第。最初イメージが悪かった人でも話してみるといい人だった、ということも当然にある。この辺りが人を見た目で判断してはいけないというところだろう。

でも多くは第一印象のままというケースのほうが、個人的には多いように思う。

見た目で判断してはいけないのはどんなとき?

ん~、ちょっとこれは偏見にもなるかもしれないけど、第一印象がいい人に限って注意しないといけないような気がする。

第一印象が悪い人というのは自然に距離をとって接するから、あまり実害につながったケースはあんまりない。
ところが逆のケース。
いい印象だった人というのは自然に距離感が近くなるから、実は性根は良くなかったということのほうが、どちらかというと多いように思う。

見た目はあんな人(怖そうなど)だけど人は悪くないなんて表現をされて紹介されたこともあるけど、そもそも人は悪くないというのは人間社会で生きる上で当たり前のこと。
だれかれケンカうったり、調和を乱すような人間とは根本的に付き合いたくない。

でも普段にこやかな人こそその裏に隠れた二面性は怖いように思う。

事件です!近所の評判は?

一つの例としてニュースを見てると残忍なニュースが。

  • いつも子どもの泣き声が聞こえてきてた

  • 近所と警察沙汰を起こすような人だった

  • 見も知らない人が出入りしてたようだった

などなど、近所から見てなにか問題がありそうな家でおきた事件、この場合はやっぱりか…という印象。

ところが

  • いつも挨拶してくれていい人だったんだけど…

  • とてもそんな事するような人に見えなかった…

タチが悪いのはむしろこっち。

オモテ面を整えておいて心底何を考えいるかわからない。
おいそれと近づけば被害者は自分だったかもしれないと思ってしまう。

自分が相手に与える印象は第一印象が大事、でも人は見た目ではわからない

結局結論としては、いかに自分が善人だろうと悪人だろうと、相手がそれまで接してきた人のイメージと印象で自分への印象は作られてると思う。

実際自分もそうだと思うから、それは誤解であっても致し方ないし、付き合いのなかで距離を詰めていくしかないと思う。

でも自分にとってその相手の善悪はわからない。

もちろん偏見だと言われればそうなんだけど、自分にとって近い存在でいてほしい人ほど人を見た目で判断してはいけないような気がする。


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