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話に「起承転結」はいらない

読んでいただきありがとうございます。  

これからもよろしくお願いします。    


伝えるための本を紹介したいです。

金川 顕教 先生の『稼ぐ話術「すぐできる」コツ』

本についているカバーに惹かれて買いました。


出会い

この本は僕が文章力を高めたいと思っていた時に出会いました。

本についているカバーに惹かれたのです。

文章を書く上での定石は「起・承・転・結」。

しかし、この本では「結・結・結・結」で書け!

と言っているのです。

たしか、国語の授業などでは起承転結で習ってきたし

そもそも結結結結の文章ってどんな文章だろう?と

気になりました。


感想は

とても面白いです。

僕は小説は読まないので物語というのに触れる機会は

ドラマや映画です。

その物語では「起・承・転・結」で書かれていることが多い。

そんな気がします。

じゃあ、それを誰が書いたか?

プロの作家さんです。

それもプロの中から選ばれた凄腕の天才が書いた文章です。

国語の授業で習ってきた文章も歴史的に凄腕の天才的な作家さんが

書いた「起・承・転・結」の物語を読んでいたのです。

確かに「起・承・転・結」で完成された物語は面白い。

でもそこに一つ条件を加えるなら

「プロによって書かれた」が必要な気がします。

僕たちは読む、見ることに関して何年もの経験はありますが

書くことに関しての経験は少ないです。

自分を表現する機会はなく天才を真似るだけなので

自分で「起・承・転・結」をつけた面白い物語など書けないものだ

と痛感しました。


気になる内容は

書かれている内容は是非読んでみてください。

身近にあった「結・結・結・結」の物語ですが

それはドラマ『古畑任三郎』です。

初っ端に犯人がわかって

一つ一つの証拠を結のように表現して

その解説を古畑さんが都度しています。

一般的なミステリーでは、証拠が集まって

最後に探偵がネタバラシをするので「起・承・転・結」になるのですが

古畑さんの場合は証拠が出るたびに解説をしていくので

「結・結・結・結」と流れています。

僕たちが人に伝える場合は結果を述べるだけで構いません。

そして伝わりにくい補足を書く必要があります。

しかし、技術も無いのに「起・承・転・結」にこだわると

結果的に「何が言いたかったの?」と伝わらない結果になるのです。


金川顕教 先生著



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#猫野サラ  さん  

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