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脳ストレッチ:あたまをやわらかく 2024年5月15日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
2000万円問題が4000万円問題になった。
インフレ率3.5%でこのまま進めば当然、必要な金額も増える。
しかも、世界の平均インフレ率は4%。下手したら4000万じゃ済まないかもしれない。
2000万円問題だってまだ解決できていないのに、どうしたらいいのか。
そこで政府はNISAは非課税にしますよ、どうぞどんどんと投資してください。と言い出した。
タンス預金していたり、増えもしない銀行よりもいい利率で回りますよってことだ。それだって年間の上限がついて回る。

例えばオーストラリアの年金制度は最初のボーナス期間が大きかった。
年間の給料から天引きしてSupper Annuation Fund(SUPER)に入れる上限を設けなかった、下手に投資や経費にするよりもお得だということで多くの人がSUPERに入れ続けた、しばらくして政府はこの特例を取り下げ、上限を設けた。こうやって各Super Fundを潤沢なものにして、今リタイアして悠々自適な生活を送っている人たちにはこのバックボーンが大きく貢献している。

でも、日本ではそれが難しいだろう。
シンプルに投資って元金が大きいほど利益は大きいのだから。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し現在日本で3事業、オーストラリアで2事業を経営。多彩な経験と持ち前の柔軟な思考を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「脳ストレッチ」
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【金融ニュース】

欧州株式と米国株式先物は2日目も小幅なレンジにとどまり、トレーダーは米国のインフレ報告が市場に新たな方向性を与えるのを待っている。米国債とドルは堅調に推移した。

ストックス・ヨーロッパ600指数は小動きで、過去最高値付近で推移している。アングロ・アメリカン社の株価は、BHPグループからの買収アプローチをかわすために大規模な改革を実施するとアナリストが発表したことで下落した。デリバリー・ヒーローSEは台湾事業を売却し、22%も急騰した。テンセント・ホールディングスは売上高を上回り、筆頭株主のプロサスNVの株価を押し上げた。

S&P500種株価指数とナスダック100種株価指数の先物はほとんど変動がなかった。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■景気回復の定着でドイツの投資家信頼感が急上昇

・ドイツ経済に対する投資家の信頼感は10ヶ月連続で上昇した。

ZEW研究所による5月の期待指数は、4月の42.9から47.1に上昇し、ブルームバーグの調査でアナリストが予想した46.4を上回った。現状判断も予想を上回った。

■香港と中国の株価が暴騰中。投資すべきか?

・中国株が復活を遂げつつある。

主要株価指数が40%以上急落した3年間を経て、今年はハンセン指数とMSCI中国指数がともに9%以上上昇し、S&P500指数と肩を並べている。

実際、香港株は最近、2018年以来最長の連騰を記録したが、その後やや後退した。楽観論の背景には、相対的に割安な価格と、中国当局が市場を支援する政策をさらに実施するとの思惑がある。

■人口が最も急増した地域とその理由

・豪州の人口は、パンデミック(世界的大流行)時の減少を経て力強い増加を続けており、一部の地域の増加率が他地域を上回り、住宅価格の伸びも平均を上回っている。

オーストラリア統計局が発表した最近の人口データによると、2023年6月期の年間人口増加数は63万4,000人と、力強い伸びを示している。

パンデミック(世界的大流行)時には、国境閉鎖により移民が大幅に減少したため、人口増加は期間を通じてゼロに近い水準で推移した。

国内の全SA3の中で、メルボルン西端のウィンダムが最も人口が増加した。2018年6月と比較すると、同地域の居住者数は41,000人増加している。

シドニー西部のブラックタウン-ノースは、ニューサウスウェールズ州でトップの座を獲得し、過去5年間の人口増加率で2番目に高い地域にランクされた。同地域は2018年6月から36,000人増加している。

【最後に】

シドニーやメルボルンのCBDが下がり、郊外があがったのに対して、ブリスベンやパースは中心地と周辺地域と上がっている。
市の都市計画、土地の開放手順の差か、それとも単純に土地の余裕が理由か。
いずれにせよ、僕が住むクィーンズランド南東部ではブリスベンとゴールドコーストの間、少し前まではGhettoと揶揄されていたようなところが次々に開発されていく。
人口増加は止む気配はないし、伸び代はまだまだある。

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